土岐隼一さんお誕生日おめでとうございます 2022
お便り振り返りnoteは一旦おやすみしてお誕生日のお祝いを。
出会いから好きなところまでをざっと振り返ろうと思う。
土岐さんお誕生日おめでとうございます。これからも応援しています。
思えば土岐さんに出会ったのは2017年11月23日。SIX SICKSの初回生放送だった。
私は当時推していた歌い手グループ浦島坂田船のメンバーの1人、うらたぬき(声優名義:浦田わたる)さんがMCをしてゲストが好きな声優さんばかりなことから放送を聞いていた。
するとどうだろう。やたらとMCのうまい人が浦田さんの隣にいる。
この声優さんは誰だろうかと名前を見たのがすべての始まりだった。
土岐隼一さん……あなた土岐隼一さんって言うのね!(トトロ風)
やたら名字が茶色くて名前の赤い人だと思った。
名前を覚えるのにはそれだけで十分だった。
そこからはCMで『時のはざまに』が流れるのを見て「MCうまいあの人だ!歌もうまいな」と思ったり、気になっている『かくりよの宿飯』に出ると知ってチェックしたり。
まだ推していないと言いながらSideMをチェックしてみたりツキプロをチェックしてみたり。果てはHPのボイスサンプルを狂ったように何度も聞き、推しと認めざるを得ないくらいに段々なっていた。
そんな矢先、音泉で配信されていた『かくりよの宿飯ラジオ』がアニメの終了に伴い最終回を迎えることになる。「いつも心地よい語り口で居心地の良い時間が終わってしまう。まだまだ土岐さんのおしゃべりを聞いていたい」そう思って他になにかラジオをやっていないか土岐さんの名前で検索をかけ喫茶トキノワに辿り着いた。
丁度その頃、NewType新宿で開催されていたかくりよの宿飯コラボ食事処へ行き、10月8日にはもうあらがえないからと自信をもって「土岐さんを推している」と友人に宣言している。
さて、ラジオを聴き始めてしばらくして特技に「英語の発音」を挙げているのを知る。そこでふと疑問に思った。
始めに聞いた生放送で「村瀬歩さんの英語の発音が流暢すぎて(他のメンバーが)歌を合わせるのに苦労した」という話題が出たとき、1人ずつ発音した際は日本語発音チックではなかっただろうか。
考えて思い至った。話の流れとして綺麗な発音は村瀬さんだけの方が流れが途切れないと考えてわざとそうしたのではないかと。
真偽の確かめようはないけれど、あの一瞬でそう行動できるのは周りを考えているからだろうと益々魅了され。
気がつけばいろんな面も含めて「綺麗な人だな」と感じるようになっていた。後々この認識は変わってくるのだが。
そして、土岐さんを推し始めてから文章を書く機会がグッと増えた。お便りといういままで自分が積極的にやらなかったことをやり始めたからだ。
お手紙にしてもお便りにしても、届かなくても良いから「大好きです、応援しています」と伝えられる環境に居ることだけで幸せだと思えるようになった。
なにより、「好きにならせてくれてありがとう」「推させてくれてありがとう」という感謝が自然と湧き上がってくるのが幸せだ。
土岐さん、私と出会ってくれてありがとうございます。あなたと出会えて、私の世界には温かみと穏やかさが生まれました。
ここからは少しずつ区切って語りたい。
かくりよの宿飯 銀次
九尾の狐ということで、青年から少年、果ては女の人まで。穏やかなようでいて芯はしっかりしたまさに土岐さんの声にぴったりのキャラクター。
特にオムライスに思いを馳せるときのうっとりした声音がそれまでの頼りがいのある妖怪から親しみやすさをグッと感じて大好きな演技だ。
A3 瑠璃川幸
エジソンにゲスト出演する際のコンテンツがA3だったことから入った。また、当時友達に通じる土岐さんが演じた役が幸くんメインだったのも思い出深い。自分の好きを貫いて堂々と居られる強い子。感情の振れが声に乗る瞬間がたまらなく好き。
Time with You
AO入試の準備で苦手な英語によって書かれたHPを読まなければならなくて、心がくじけそうなときに励まされたラジオ。今でもTime with YouとAO入試の記憶が深く結びついている。優しい語り口にトキノワとはまた違った色を見せる土岐さんにひたすら癒やされて受験を乗り切れた。
喫茶トキノワ
この番組がなければ恐らく私はここに居ないでしょう。足繁く通い、気がつけば立派な常連に。進路を巡り親と修羅場になって3時間泣き続け、全てを放り投げようとしていた私を止めたのは土岐さんの言葉。その他にも「10年後の自分が想像できる選択を」「とりあえずやってみようよ」「どこを好きになれるかなって考えながら会話する」「人より好きがちょっと深い」など大好きな考え方を挙げればキリがない。もはや私の生活の一部。
羊たちの標本 羊
私を語る上でこれは外せないキャラクターの1人!ネタバレが出来ないから詳しくは語れないけれど、現在進行形で羊たちの標本に囚われつづけて1000日を越しまして。がらりと変わる演技に纏う雰囲気までも変わって。私の進路を決めてしまったそんな大切な作品。土岐さんが居たからこそ出会うことの出来た作品。
アーティストデビュー
「どんな発表でも私は泣く」そう友人に宣言して、その言葉通り泣き崩れたアーティストデビュー発表。大好きな土岐さんが「土岐さんとして」歌を歌う。しかもアニメのEDをだ。その後The Partyで、「本人としてファンサするのは照れがある」といっていたのに、1STフルライブで自由にファンサする姿を見せてくれたときには涙腺にきた。成長してるなぁとまるで保護者のような目線で見てしまう。
真夜中のオカルト公務員 琥珀(ウェウェコヨトル)
さてさて。こはくを名乗るからには琥珀くんに触れないわけにはいかない。ひょうひょうとしていて楽しいことが大好きで。それ故にゾクッとするものをもっている琥珀くん。また普段とは違う演技な気がして毎度毎度魅せられていた。
ラフラフ akari
最初は「接触イベ行きたい!」という不純な動機で触れた作品。それがはちみつ☆コンビナートやビヨンドのネタにちゃんと笑わされて元気をもらって。お笑いと真摯に向き合って、相方のために怒れてまっすぐなakariちゃんを土岐さんが演じてくれてよかったと心から思える。
Anium 2019 Summer
土岐さんの特集された雑誌の中でも特に取り上げたい1冊。これを読んで、私は土岐さんのことを「和紙」みたいだと感じた。いろいろなものが混ざって、一つのものになって確かに裏付けられた上で成り立っている幹事のところがそうだと思った。同じ材料、ひきだしからでも混ざり方が変わるだけで見えるものが変わるところもまさにそうだなと思う。
土岐隼一さん
場を整えるのが得意なんだろうなと感じる。MCがうまいのはもちろん、自由に話しても話題が広がることはあれど、散らからないからだ。
好きなものを語れば「本当に好きなんだろうな」とこちら側にも感じさせて。
ちょっとヤバめなキャラも誠実なキャラもスッと良い塩梅で確かにそこに存在させるところが好き。
ご本人も演じ方を「キャラの隣に立つ」と以前言っていたけれど、役に対する感じが”相棒”みたいで惹かれる。
背中合わせに立って居る感じがなんとなくしている。
そして、人柄をとってもそっと隣で寄り添ってくれるようなものをお便りに対する返しから感じていて。この人をもっと知りたい、魅力的だなと思わせてくれる。
土岐さんのいちばん好きなところは、相手の好きを受け入れて自分の好きも教えてくれるところだ。
相手のすきなものもいいよねって肯定して、その上で僕これも好きなんですってお出しする感じが人の良さが出ていると思う。
それから、私は、土岐さんのもつ言葉の力に強く惹かれていると思う。土岐さんの演技もそう。物語の登場人物の言葉を描き出してくれる。一つの物語の紡ぎ手だと思っている。それも、土岐さんが時を重ねて好きなものを教えてくれたり葛藤しつつ立つ姿が段々表にも出てきたりと過程を見せてもらえるようになったからのようにかんじる。そして私はもっともっと土岐さんのことが好きになっている。
最後に
まだまだ書き足りないくらいだけれど今回はこのくらいで。
出会って5年目に突入したが、好きが尽きる兆しは見えなくて。むしろ好きを積み重ねてより沼の深みへとハマっていく。
毎年、生まれてきてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう。そう思わせてくれる推しのことが誇らしい。
33歳の1年も幸多からんことを全力で応援しながら祈っています。
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