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いろいろなオンライン英会話を受けてみて思ったこと

3年以上にわたってCamblyというオンライン英会話レッスンを受けていますが、最近は以前にも増して、ネット環境のトラブルや先生のキャンセルが増えていると感じています。

で、他のオンラインレッスンに変えようかと思い、いくつか体験レッスンを受けてみました。

まず日本の会社がやっているオンライン英会話をいくつか受けました。
ネイティブではない先生の発音はとても聞きやすかったです。
ネイティブの先生も試してみましたが、日本人向けのプラットフォームなので、ネイティブでも日本人の英語に慣れていて、話す時もちょっと日本人寄りな感じで話してくれて、かなり聞きやすいです。
ゆっくり、はっきりと。先生によっては、日本人みたいな母音を強調したような発音で話している人もいました。

私の場合、リスニングが弱くて、特にネイティブの流れるような、場合によっては発音していないよね、と思うような音が掴めないためにリスニングに苦戦しているようなところがあるので、本物のネイティブの発音に触れたいという思いがあります。
英会話レッスンでは話すことだけに集中して、リスニングの勉強はNETFLIXとかで別で慣れるという方法もあるかなとも思いますが。

次に、先生がフィリピン人だけど訓練を受けていて優秀、という口コミの会社のレッスンを受けてみました。きっちりとした質問事項が決まっていて、最初にテストを受けて、あなたの英語は文法のここが弱い、とか発音はここが…ととても詳細な評価が下されます。結構凹みました💦
文法も発音も完璧な英語を話せるようになりたい人は、ここまでやるのがいいのかもしれませんが…
自分はすっかり委縮してしまい、2回のお試しレッスンで英語がすごい片言になってしまいました。通じればいいやと思ってしまう、大まかな性格の自分には向いていないのかなという結論に。

そんな経験を経て、Camblyのレッスンに戻ってみると、Camblyは全世界から生徒が受けているので、先生は必ずしも日本人向けにはなっていません。ビジネスに強いという先生を選んで久々にCamblyを受けましたが、私の仕事の話題や新大統領についてなど、日常的なニュースなどを交えて自然に話をふってもらい、なんだか楽しく会話が進みました。
その中でもちろん(?)自分の英語は文法の間違いもいっぱいあったかもしれず、また発音もそんなにきれいではないと自覚もあるけど、ちゃんとトピックについて会話のキャッチボールができていました。

自分の英語力は変わらないはずなのに、やり方や雰囲気でこんなにも伝わる英語の分量が変わってしまうのか、というある意味、新たな発見がありました。

結果、インターネット接続の問題や先生のキャンセル問題などは、発生した都度、Camblyの事務局にクレームを入れつつ改善を祈りつつ、Camblyを継続することにしました。結構、面倒ではありますが…

きちんとしたい多くの日本人にとってはCamblyはかなり劣悪なプラットフォームかもしれません。ただ、あの混乱した環境は実は世界のスタンダードなのかもしれない。日本人もちょっと混乱したあの環境を経験したほうが良いのではないか、と思ったりもします。

世界では日本ほどきちんとすべてが整然と整っている国はあまりないと思うからです。だから日本は過ごしやすいし、いい国だと思いますが、海外で何かしたい、国際的な場で活躍したいという人はあのカオスを経験するのもよいかもしれない。日本に居ながらにしてちょっと海外経験ができるかもしれない。メンタルも鍛えられます。

皮肉ってるわけではありません。
他の英会話レッスンを受けることで、日本と世界の違いを改めて思い出した気がして、私個人としては一周まわって、Camblyをおすすめしたいと思いました。

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