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サ道を学ぶ

サ道を極める道はまだまだ遠いが、日々学びを深めているところでございます。私の場合は、貧血の症状が出やすくのぼせやすい。温まりすぎるとフラフラとめまいがします。昔から長風呂も苦手でした。どうやら“整う“にたどり着くまでには課題が多い体質のようです。

いつも足先と腹は冷たいけれど、頭は熱い、背中も熱い、もうサウナ室からでないとめまいがするといったしょうもない状況でした。
サウナ室に入ったら、どこの場所に座るかどうやったらめまいをさけ、効率よく全身をあたためることができるか考えてみました。

私のいくサウナ室は3段式です。一番上は頭がどんどん熱くなり、その後肩が熱くなります。汗も出て、のぼせるほど体が熱いのに足先と腹は未だ冷えています。一方、ヒーターの側は、それなりに人気スポットですが、ここは体の側面、ヒーター側だけが熱くなりまたバランスが悪くイマイチ。

ということで今日は、サウナ室の奥、ヒーターから遠いところの真ん中の段に座ってみました。最初はあまり熱く感じないのですが、全体がバランス良く温まります。サウナから上がってもめまいがなく、一番フィットする場所でした。また足は、椅子に座るように下に足を置くと足先がなかなか温まらないので、体育座りをすると全体が温まりバランスが良いみたいです。(人がいなければ足を延ばしたいのですが。。)

教訓
・サウナ室の奥、私のようなビギナーは下の段からせめること。
・体はフラットが良いが無理なら、足は上げること。
・汗の量であったまっと思ってはいけない。全身あったまっているか確認すること。
・貧血症の場合は心拍数が上がりすぎる具合が悪くなる、心臓の鼓動が上がってきた頃には水風呂へ。
・急に立ちあがらず、ゆっくり立って移動すること。
・奥深いサ道をどう極めるには体との対話が大事であることを心得ること。

日々の学びは深まっており、先輩サウナーの方々の入り方と堂々とした立ち振る舞いに尊敬の念を抱いています。
今の私なりの”整う”の奥深さについて肉体面、メンタル面から考えてみました。

肉体的な整い
・肌のキメが整う=>肌質が滑らかになっているような感じがします。
・肌のターンオーバー、新陳代謝が良くなる=>血液が全身を急ぎ足で回っている感覚。傷の治りが早くなったような。。。
・筋肉が柔らかくなり、肩こりが肉体が整う=>サウナの中で少し肩を回していると良いみたい。
・脳の回路が整う?=>何というか無。真っ白になりリセットされます。
・寝つきが良くなり睡眠も深くなる=>おやすみ前の血管ストレッチといったところでしょうか。

メンタル的な整い
・入った瞬間から、いやーな重圧から解放される=>邪念をサウナの空気が取り払ってくれるような解放感。
・時間と共に負の感情が抜ける=>体との対話に入っていく感覚です。
・旅に出たようなリラックス感=>異次元への旅が始まります。
・耳から外部の雑音が消え、自分のインサイトに集中できる=>体全体にイヤホンをしている感じ。
・精神安定が得られる=>サウナが、心理的安全性を保障してくれます。

実際にサウナに入ることで 細胞を修復する物質(HSP)がでるそうで、細胞修復効果があり、抵抗力も着くそうです。また睡眠が改善したという方も周囲にいます。私自身も少しずつ先輩方のおっしゃる“整う“に近づいてきているようです。

ただ、今のお困りごととして、通い慣れてくるとか顔馴染みができまして、話しかけられるようになります。若輩者ですので話の区切りが悪いと席をたてず、のぼせてきます。相手はベテランでお構いなしですが、こちらはまだ見習い中の身分です。出たい時にはすぐに出ないとだめなのです。早くサウナ室を出たい、水を浴びたい、でもこの人間関係を大事にしないといけない、これもサウナの修行かと思い、今日もハラハラしながら、サ道を学んでいます。


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