高齢になった親と向き合う15
4月末に
母が退院してから
約1週間ぶりに外来で受診
朝迎えに行くと
母ってば
お化粧をしてた
かわいい!
眉を引き
眉の下あたりに
薄っすらキラっと
ひとすじ
アイシャドウ
母
精一杯のメイク
いいね!
そもそも母は
バッチリアイメイクをし
真紅の口紅を好み
帽子やスカーフ
ブローチやブレスレットにこだわる
おしゃれさんなのだ
担当医『あら お綺麗ですね』
母『はい おでかけですから
おでかけが病院って何だか
アレですけど うふふ』
って言ってふんわりしたけど
脱水症状や リンパ浮腫
『今、抗がん剤の治療を
するべきではないと思います』
と担当医に
厳しいことを言われてしまった
母と父 2人して
『次の抗がん剤は一旦休もうって』
話し合っていたみたい
『病気のことは納得しています
先生の言ったとおりにして下さい
夫も娘も納得しているので』
と母が気丈に言うと
担当医から
さらに優しい口調で
厳しことを
『この先、抗がん剤の再会は難しい』
って言われた
母は
抗がん剤の副作用で
胆管炎、胆嚢よう、間質炎肺炎
辛かったんだよね
抗がん剤を受ける自信ないって
言ってた
緩和ケア
自宅療養
寄り添ってたつもりだったけど
不安にさせて
ごめん
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