ジョークを作ったので

ジョークを自作した。ここはその供養場である。二人の会話形式で成る三段落ちが基本構造で、本文の後に解説を載せる。まずは自己紹介から。

【登場人物】

・吾妻拓朗(あがつまたくろう)
 頭が回る方。Aくん。

・毒島善翔(ぶすじまぜんしょう)
 茶々入れる方。Bくん。

それでは、よろしくお願いいたします。

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【成果主義】

A「成果主義という考え方は少し問題があるな」

B「そうだね、みんな果物ばかり食べるからね」

A「それなのに花の色は知らないもんだから問題なのさ」

【解説】
1.成果と青果をかけた駄洒落。
2.花が咲いてから果物が生るが、多くの者は果物(成果)だけを見て花(過程)を知らずにいる。
努力こそ花なのだ。

【ある家具】

A「人を駄目にするソファってのがあるらしい」

B「ドレミ~♪ラシド~♪」

A「ソファが無くても駄目なヤツってのはいるらしい」

【解説】

1.音階。Bの音にはファとソが足りていない。

【跡を濁さず】

A「友人がカフェを営んでいてな。飯は美味いが、外装がひどく派手で客が入らないんだ」

B「やっぱり格好が悪いのかな」

A「その外装、なくなく取り去ったら客足が増えたそうだ」

【解説】

1.格好が悪い、と、閑古鳥の別名、カッコウが(鳴いているのが)悪い、とかけている。
2.なくなく(仕方なく)取り去った、を鳴く鳴く鳥去った、とかけている。

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以上、いかがだっただろうか。簡素かつチープなものだが、作って見ると案外面白かった。
【成果主義】に関しては多少の手応えがある。
別解として、

「為さねば(種を植えなければ)成らない(生らない)」

というのも用意したが、使いどころはなかった。フォーマットとしては、

1.言及 2.駄洒落 3.なぞかけ

のみで気軽に作れると思うので、是非フォーマットご活用いただきたい。現状ここに書いた分で全てなので、また気が向いたら別の話も作ってみたいと思う。

もう一つ補足として、今回の三つの話、最初は下らない茶々を入れるだけの善翔くんが最後には一矢報いるという流れの三段落ちとしたつもりではある。落ちとしては弱かったが。

それでは、またどこかで。

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