弱さを憎む
自分の弱さを心底憎む。
その弱さが嫌で嫌でしかたないけど、人を変えるのは「嫌だ」という否定からしかないと信じてるから、目をそらさずに憎み続ける
とても強い弱さは結局強さだったり、
とても弱い強さは結局弱さだったりするし、
何を強いとして何を弱いとするか基準は相対的で流動的だけど、
自分の中で絶対位置に据えられてる強弱の観念もある。
例えば、
自分が好きな優しい人が悲しいのも傷つくのも我慢ならない。
悲しいのも傷つくのもその優しさ故になら、
そんな優しさ捨てちまえ! と思う。
本人には悲しみに向き合い乗り越える強さがあるのに。
外野の自分は見てるだけにも関わらず耐えられなくて、
ただ悲しい人を責めるだけの結果になる。
それが絶対的弱さ。
私は本当に弱いな。
自分の弱さが憎いよ。
だから、徹底的に憎むから、
願うことくらいは許してほしいと思う。