理解すべきは相手の理解
意思の疎通について。
理解は自分の中ではなく相手の中にあるのだという意識のない人と疎通するのは困難。
それをベースに全てのことが構築されるので、物事の本質や人の素質を正確に捉えることほど大事なことはない。
おっと、うっかりまた箇条書きになってるな。いかん。
つまり、バイオリンのパントマイムってやつで、
「パントマイムでいかに上手にバイオリンを弾いて見せても、それを見てる人がバイオリンを知らなければ伝えることができない」ということ。
伝えたいことがある時、理解を求めたい時、自分がうまく伝えることよりもまず相手を知ることが大事。
相手がどういう価値観を持ちどこにプライドを持ちどういう思考の癖があり…という、言ってみれば相手の生きてる世界を探るということ。
それに合わせて伝えたいことを伝わりやすい形に変えて投げかける。
相手がどういう形ならどういう経路なら理解しやすいか、に重点を置いて手を打つ。
相手によって自分の意見を変える必要はなくても、相手によって伝える方法を変える必要は常にある。
それが人との関わりのベースだと思うので、そういう考えじゃない人と疎通するのは困難。
かろうじて疎通が無理ではないにしろ、こっちばかりが考えを巡らせ疲れて大変で損した気持ちになるようなら関係を遠慮するしかない。
というのが相互理解についての普通の流れ。
ちょっと特殊なのもある。
脳と脳がリンクする感じ、
って言ったら伝わる?
理解が異様に早い人っているじゃない。
初対面なのに1言えば8~9くらい通じるみたいな人。
そういう人のことを「リンクが早い人」って私は呼んでる。
つまり察しのいい人ってことかな。
お互いがリンクしてると行き来する情報も早いよね。
つまり相互理解がとても早くなるということ。
理解すべきは相手の理解だという意識のもと日々鍛錬積んでる人はすごくリンクが早くて感動する。
話の早い窓口の人とか、やり手の営業マンとか、人気の占い師とか、百戦錬磨の人たらしとかね。