自転車に鍵をかけるのが苦手な私は……
私は自転車の鍵をかけるのが苦手です。
鍵をかける、時間で言うとわずか2秒の動作ができません。
18歳で大阪に出て来てから、自転車を盗まれたのも2度や3度ではありません。
当時住んでいたのは大阪市。
鍵をかけてないんですもの。
盗んでくださいと言っているようなものですよね。
それでも、やっぱり、鍵をかけるのを怠ってしまうのです。
子どもが生まれ、電動自転車を購入してからは(値段が高かったので)さすがに鍵をかけるようになりましたが、
今でも職場の敷地内では鍵はつけっぱなしです。
この行動の根本にあるのは何なんだろう?
究極のものぐさなのだろうか?
いいえ、違います。
私は信じていたいのです。
鍵をかけなくても盗まれないと。
それでも盗まれるのは、そこに必然があるのだと。
ピュアなんですよね。
きれいごとのように聞こえますが、
人を疑うのが苦手です。
私は2年前に離婚しているのですが、価値観の違いから円満に離婚話が進む中、
前夫が「浮気していた過去」を吐露してしまいたくなるほど、人を疑わない人間です。
バレてもいない過去の浮気をなぜこの段階(離婚協議中)で吐いたのか、謎の残る案件ですが、
おかげで慰謝料も貰えましたし、未練もなく離婚することができました。
信じすぎる、と言うのはそれだけで相手を不安にさせることなのかもしれません。
もちろんみなさんは自転車の鍵、かけてくださいね。
私はそんなちょっとものぐさな自分を愛でながら、
今日も鍵をかけずに行こうと思います。
行ってきます!