11月の読書会(今年の振り返り)
今月の「作家の命日に読む」。
国内は三島由紀夫、海外はトルストイを取り上げた。
三島由紀夫『金閣寺』11月9日開催
金閣寺放火事件を材にとり、その美しさに憧れる若い僧の苦悩を絢爛豪華たる文章で描いた作品。
主人公である若い僧の内面はなかなか理解できない。
参加者も同様の感想を持ったようだ。
しかし、文章、描写の美しさは唯一無二。
何度も読んでいきたい。
トルストイ『戦争と平和』11月16日開催
2002年4月から始めたモーム『世界の十大小説』読書会のラスボス。
新潮文庫で4冊、岩波文庫、光文社古典新訳文庫で6冊の大作。
私は新潮文庫で購入。
1巻を9月中旬から読み出して、10月末に読み終える。
残り3冊を二週間で読了した。
読書会の為に急いで読んだが、今年一番の読書体験だった。