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公共交通機関の役割をマルチ化してみる

 今日はPOSのマーケティングとは少しかけ離れています。先日JR西日本で赤字路線という話が話題になったので、それに対する個人的アンサーとして。

1.公共交通機関の役割について
  まず、特に地方に関しては、公共交通機関の役割として、単純に
 人貨を運ぶだけの時代ではなくなったのではないかと感じます。
 その役割として個人的に思うものを幾つか上げてみようと思います。

2.商店、テナントとしての側面
  路線バスでターミナル地点で、移動商店は既に運用されています。
  日中帯の地方路線においては、遅延の影響がない路線もあると思い
 ます。だとしたら、コンビニ、ミニスーパーの車両を編成して、
 各駅30分程度の停車で1日1本走らせるという取り込みもアリでは
 ないかと。

3.余暇空間
  例えば、コーヒーを飲みながら、読書を楽しむ空間。
  風景を見ながらヨガを楽しむ空間。
  グランピング拠点。
  あと、1つあったらいいなと思うのは、鹿児島から稚内まで
 1週間位かけて、時間に縛られずに、運行される電車。昼食、
 夕食時は、大きな駅に数時間停車して、外で食べるとか
 陸の客船みたいなもの。

4.移動モバイルオフィス
  いわゆる、少し贅沢な移動空間はありますが、完全なるモバイル
 オフィスとしての空間提供はまだないですよね。それを追求して
 みては。

5.センシングによる、公共支援
  現状、道路、林道、土留め等は、専門の業者に依存しています。
 その一時調査を、走る公共車両によるセンシングで、1次調査を
 可能にすることで、維持修繕コストは下がりますね。 

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Heapon Engineer /Social-innovation /Father-Husband
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