VRChatの親鳥の重要性について

なんか凄いかっちりした内容っぽいけどただのお気持ちとそうなったらいいなぁの願望です。

VRChat(以下VRC)を初めてだいたい1年半、プレイ時間としては800時間くらいこの世界に潜ってるけど大きなイベント毎に新規参入者の方が来てるのが見える(それ以外の時にパブリックにいなすぎるのかもだけど)
最近だと、バーチャルマーケット(Vket2021)やsanrio VR Fesとかでvisitor(VRCを初めてすぐの人)をよく見かけた。
果たしてその中でこのあともVRCを続けてくれる人が何人いるだろうか。多くの人が目的のものを見て、それでこの世界を去っていくのではないかなって思う。
なんで留まったり定期的に遊びに来てくれないのか。
それはこの世界はゲームではないからだと思う。

なぜゲームではないのか。
メタバースという言葉がバズワードになって少したったけど、よくメタバースの例としてあげられるFF14やFortniteなどは3D空間内で友達と過ごすことはできるが、その他に目的がある。例えばクエストをクリアするや、バトルロイヤルで優勝など。友達がいなくても長時間遊べるのである。

でも、VRCは少し違う。
目的が無いのである。ゲーム側から次はこれをしてね、とか無くある程度の操作が書いてあるところを超えたらあとは野放しでほっぽり出される。
だから、何したらいいんだろって初心者が思っちゃう。
何も知らない人から見て、VRCで何してるんだろって思っちゃう。
実際は友達と喋ってる事が大半で、その他クラブ行ったりイベント参加したり寝てたり作業してたり。
ほぼ生活をしている。
いきなりの新天地で生活してくださいと言われても友達もいないし戸惑うに決まってる。
だから、案内役が必要なのである。

私は個人的にこの案内役を親鳥と呼んでいる。
初心者が親鳥に会い、親鳥と行動を共にする過程で自分のやりたいことや好きなイベント、気の合う友達を見つけコミュニティに所属し、生活を楽しめる。

ただ、これの問題点が2つある。
1つはそもそも初心者が自発的にTwitterなどで調べない限り親鳥と会う確率が運なこと。
もうひとつは親鳥と初心者の趣味が合わないこと。

1つめはVketやsanriofesなど大規模なイベントがあればその参加者と話して案内や魅力をプレゼンすることが出来るが、もうひとつは運でしかない。
現状案内役を買ってでる人達は色々なワールドを知り、それぞれの好みに合わせることが出来るようにしていると思うが、それでも合わないことはあるはず。


個人的にはマッチングサービスとかが広く普及して上手く噛み合えばなぁ……なんて他力本願に思ってる。

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