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【妖精CS】マルルで覚醒!光臨・メクレイド・ヨビニオンすべてを操る花嫁の最高到達点『4cスノーフェアリー』を世に解き放ってみた【デッキ紹介/CSレポ】

1枚6980円でした……

ドリャアアアアアアア‼️‼️‼️


これが漢の覚悟よ。


スノーフェアリー、ついに"完全体"へ

前回までのあらすじ

なんやかんや小型の連続召喚やASMラジオで踏み倒しする方が圧倒的に楽だったために低かったスノーフェアリー・メクレイドの世間評価を覆すべく、ファンタジーBEST発売後にメクレイドを軸としたスノーフェアリーデッキを構築。

あらゆるゾーンから必要に応じたクリーチャーを出しつつリソースを確保する戦術から個人的には「自称・なんでもできるデッキ」として満足のいく結果を出すことができた。

ただやっぱり光臨やメクレイドで出したい4~5コスト帯に強力なスノーフェアリーが少ないのは依然事実であったため、構築をああでもないこうでもないと組み替えてはボツを繰り返してきた。

ピン投枠に《森翠月アカネ》を入れて受けを固くするべきかとか、色基盤とささやかな受けとマリニャンのカウントを兼ねているエールの枚数はどうすべきかとか、2コスト初動はエスメルか多色を避けてステップルかエリカッチュ下だと2加速にもなるジャスミンかとか、新カードのエールXやビスカXは入れるかどうかとか……

そこにいきなり強化が降ってくることとなる。しかも2種も。

新弾でいきなり《ヨビニオン・マルル》《シラハの絆》という二大巨頭が現れたことで事態は一変。展開力とそこから出せる除去トリガーという今まで足りなかった要素を補ったことにより、端的に言うとめちゃくちゃ強くなった。なにより受け札の為に余分に割いていた枠を別のカードに回せるというのはかなり大きい。
前回のデッキと同様にリソースと可視領域を広げつつ手札からマナから様々なカードをプレイできる。そのせいで今回のピン投のカードは前回から更に増えてなんと8枚。このデッキはなんでもできるどころかギア5(俺がやりたかった事全部できる の意味)です。

デッキリスト

後述する妖精CSに持ち込んだリスト。

あまり参考にしない方がいいかもしれない

ベイB セガーレ

オービーメイカーの天敵すぎ

ガイアッシュとブルーインパルスが嫌すぎて採用。とはいえターン問わず高コストクリーチャーの早期着地を咎められるのは幅広いデッキに刺さりが良いといえる。
非スノーフェアリーのため採用枚数は少ないがこのデッキではサエポヨXとの相性が最高で、能力を使いマナに行ったセガーレをもう一度召喚し直して再利用可能。SDGs の精神。

氷打の妖精/巨打設計図

プロモは地味にリボンの色も違う

個人的に好きなカード。パワー9000なので序盤に立てられれば多くのデッキの動きを制限できる。
サイズが大きいためハイパー化のコストにしやすく、刺さりが良くなさそうな相手にはドローソースとしても使えるため無駄がない。

ドリメ対面にどうしても先行取って立てたかったがセガーレに1枠譲った。セガーレも同様に相手に刺さるし。

天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」

実は任意効果なので、ギャクテンポインターでループされても安心だった

悩みに悩みまくっていた今回の2コストブースト枠はこいつ。光文明を本格的に取り入れることになったためこちらを採用した。
楯に埋まったピン投カードをマナに落とし、後々拾ったりマナから召喚したりと役立つ場面も多い。

完璧妖精サエポヨX

神アートたのみます

このデッキどころかスノーフェアリー最強カード。種族:スノーフェアリーのカードのコスト軽減とハイパー化によりマナからの召喚をすることができる。
特にハイパー化時の能力はこのデッキが様々な種類のカードを採用し使用できる理由のひとつだ。マナから召喚することにより手札キープの手間と文明要求を減らせるのはやはり強力。
盤面を除けられるのを余程嫌わなければ4投必須だと思ってる。まあヴィヤンドゥとかいうのはいるんだけど……

清浄のカルマインカ/オキヨメ・水晶チャージャー

マンガ4冊買わなきゃ……
ところでデュエマLOST未だに話進んでなくない?

幅広く相手に刺さるカード。下面まで無駄がない。
このデッキは採用枚数が少なくても出しやすいため、相手に合わせて展開すると吉。

同期の妖精/ド浮きの動悸

2ブロックCSプロモでまた刺されるとは思わないじゃん
たすけてエールも取れてない

シンクロナイズドして相手のあらゆる対象を自分に強制する、ある種の目立ちたがり屋。〆に添えるとGストライクや相手の除去をずらせるためフィニッシュの貫通力が増すのは周知の事実
前回は色基盤と受けのために4投していたが、今回は最強の色基盤兼受け札がいるため枠を削っている。

瞬封の使徒サグラダ・ファミリア

シシマイはトレジャー収録したのにね

ラフルルからの入れ替え枠。詰めに添えて相手の呪文トリガーを封じる。
よく考えたら前回のラフルルラブでは2投のエリカッチュXを場に出しターンを一度跨いだうえで、更に手札から革命チェンジさせる必要があっただけでなく、非スノーフェアリーのマナ回収手段がなく絶対マナに置くことができないため序盤に手札に来ると多色カードをずっと抱え続けなければならないという不都合を抱えていた。
しかし今回光文明を取り入れた関係上、軽コストだから普通に召喚も狙えるしマナに置けばキープが容易、ハイパー化のタネにするのも難易度が低いと踏んで採用に至った。邪王門や逆転撃のような呪文は通してしまうが、そこはインカや同期でどうにかする方向で。

妖精のイザナイ オーロラ

とんでもないFT

前回同様に光臨を行うキーカード。サエポヨのおかげで助かりまくっている。
当然マリニャンXなどを山札から引っ張ってこられるのだが、前回と異なるのはここから3面除去が飛んで来るかもしれないという点。出力が前回とは桁違い。

ヨビニオン・マルル

2デッキ分欲しいけどチョー高いぞ!

新弾の最強カードであり、このデッキの出力・リソース力ともに爆上げした立役者。巷ではデドダムを射出して喜んでいるようだがこのデッキのマルルはそんなもんじゃない。

2コストブーストからだけでなくサエポヨXの軽減からも出せるため3ターン目にテンポよく出せるというのは言うまでもないのだが、メクレイドは召喚扱いで出せるので各種スノーフェアリー・メクレイドで出すとそのままヨビニオンを発動するというインチキムーブができる。
更にエリカッチュXやハラグロXで相手ターン中にメクレイドを使用、そこからマルルを召喚するとヨビニオンで後続を出して相手ターン中なのに『各ターン、自分の2体目のクリーチャーが出た時』の能力が発動し、相手ターンにリソースを回復するという挙動を見せることに。タップインのマナも自分のターンに起きるしね。

なにせかつてのスノーフェアリーデッキは2→4までのマナカーブを描くのは楽勝だったが4→6をしようとすることはマナ加速以外の大きなアクションをせずにターンを明け渡すことを意味していたため、そもそも6マナ域を狙うことはなくデッキの中身も小型スノーフェアリーに集中していた。オービーを即出しできなければ多くはアジサイを出してエンド、もしくはラジオを打つとかメタクリを出すとかといった細々とした動き。それが盤面を固めながら無理なくマナを伸ばせるようになったというのが本当にすごい。

結果的にどうなったのかというと、6コストであるハラグロXがめちゃくちゃ手撃ちしやすくなった。当然、ハラグロXから2体目のマルルが出れば更なるヨビニオンをしながら2体目が出た時の効果をで使える。噛み合いの鬼。だから角生えてるんだ

このヨビニオンメクレイドの異常なまでの噛み合いの良さはスノーフェアリーデッキをメクレイド軸で組む大きな理由足り得るわけで、種族・効果ともに120%フル活用できるマルルはスノーフェアリーデッキにこそ相応しいカードといえる。買おう。3ターン目に確定デドダム出して喜んでいるようじゃ三流なんスよ。

アナマル、普通に環境で見かけるデッキとして浸透してるなぁ……
ア●ルって呼んでるの誰!?

恋愛妖精アジサイ

"癖"

ふともも。
スノーフェアリー常連のドローソースだが、マルルのリソース獲得力がイカレすぎてるので今回はピンで。4コスト帯の動きの保険としての役割もある。

呪紋のカルマ インカ

銀枠バージョン探してるんだけど売ってない

元祖の方。こちらから攻め入るときはゆる~い単騎として概ねクリーチャーでの反撃を阻止してくれるのだが、ガイアッシュやブルーインパルスが召喚で出てくるためそれらを封じることも可能。飛んできそうなとき相手に光臨で出すと吉。

完璧妖精マリニャンX

忘れそうになるマッハファイター

スノーフェアリー版オービーメイカーというかワルドブラッキオ。マルルの登場やメクレイドの強化により展開力が爆上がりしたおかげで、エールを採用しなくても4ターン目にロックがかけることができるようになった。

プリンセス・パーティ 〜シラハの絆〜

一方クイーンとメアリーはお茶しばき合い対決をしていたらしい

スノーフェアリー界に舞い降りた最強トリガー
なんとスノーフェアリーで3面除去、しかもSトリガー持ちというやりすぎスペック。今まで6000火力か一時的なシールド追加か1体除去しかなかったのはなんだったんだ?
トリガー持ちクリーチャーを相手に楯にぶち込まれても最終的にトリガーケアしながら詰められるため、さしたる問題ではないだろう。

情熱の逆転撃

勝熱英雄なのがいいよね

マナから主にシラハの絆をブン投げる目的で採用。シラハの絆はマナ基盤として序盤に手札に来たら埋めがちなため、奇襲による効果は高い。マナの支払いは忘れずに。
マナ色が厳しい時にマナからエリカッチュを展開する目的で撃つのもアリか。どうせジャストダイバーで攻撃されないし。

完璧妖精エリカッチュX

ジャイアントであることを活かす日は来るのか

嫁。
出力先のパワーが上がったことでこちらの有用性もグンとアップした。

純潔妖精ガーベラ/ハイビとビスカの印

なんやかんや抜きたくない

前回に引き続き採用。デッキが光入りになったことでこのカードが手札に来ても召喚しやすくなった。たまに呪文面をフレンドバーストで使って復活もさせる。
忘れ去られがちなブロッカー。

ハラグロX☆行っくよー!

トリガーで捲った時の安心感がダンチ

高らかに宣言しろ!!俺は「ターンをもう1回、やらせてくれ〜!」も「気に入らねぇ奴は消す」もCS会場でやったぞ!!
シラハの絆のおかげでSトリガーとしてのありがたみが爆増した。サエポヨで軽減して5マナで打てるが、ガーベラの軽減は乗らないので注意。

武家類武士目ステージュラ

舞台装置というか舞台そのもの

枠が余ったためようやく採用がかなった。氷打の妖精のパワーラインを実質11000まで上げ憎きプワソンを討ち取れるほか、墓地マナからスノーフェアリーを回収可能。ハラグロXを拾えるのがいいね。

飛翔龍 5000VT

ちょっと今度ばかりは殿堂が怪しいかも

自分が出されると嫌なカードは大抵相手も出されると嫌に決まってるだろ!
自分の展開を生かし一旦相手に待ってもらうために出したり、シンプルに除去として出したり。
このカードに限らず、クリーチャーのピン投カードはみんなサエポヨXでマナから召喚できるのが非常にありがたい。


妖精CSに出てみた

10/5、ブックオフイオン橋本店にて行われた第1回妖精CSに参加。こんなタイトルしてるのにスノーフェアリー使わないやつがいるわけないだろ!ガハハ!


1.5cキューブ ⭕️
うまいことカルマインカとセガーレが刺さった。
最終的にマリニャンなどを添えて勝ち。

2.逆アポロ ❌
マルル強制効果につき山切れ。
というか今の構築だとベガス入ってることを知らず……

邪王門や逆転撃のような呪文は通してしまうが、そこはインカや同期でどうにかする方向で。

無理だったが???

3.グラスパーループ ❌
5000Vを2ターン連続で召喚するのって犯罪にならないの?
同期やカルマインカが立っていれば時間稼ぎになったが引き込めず。

4.スノーフェアリー(緑単オービー) ❌
相手が二枚も三枚も上手うわてだった。
弱点が完全にバレており相手のカルマインカに完封され、5000VTを引き込む前にオービーの布陣が完成、盤面は卓球の妖精の下面回転する開眼オメガ・ドライブ》をステージュラで使い回されながらシバかれ、最終的には大玉の妖精のバラバラエティでマッハファイターと化したユニバースにマルルが殴られそのままEXWIN。
というかここ最近オービーでCS連続入賞してる人だった。応援してます。

5.スプラッシュクイーン(マーシャルループ) ⭕️
サエポヨ→イザナイオーロラにうまくつながり、盤面に2体いた進化元のエメラルドクーラーに対しシラハの絆を光臨で引っ張り出して除去、プリンスが出てくるもサグラダ+インカ+マリニャンXの布陣を築き上げトリガー貫通で勝利。

6.アナマル ❌
こちらの動きが芳しくない中で相手もガイアッシュを3枚もマナに埋めるという動きに出た。

おながん「いや~怖いな、でも何かやらないことには始まらん、よし、ターン終了時にエリカッチュXのスノーフェアリー・メクレイド5 発動!」


4枚目のガイアッシュ「こん^^」


2-4

2  -  4

2    ―    4

2        ―        4


反省点

・現環境だとやっぱ呪文ケアはラフルルラブか
・ドリメ憎さに氷打の妖精を多投したのにまったく出番ナシ
・その代わりカルマインカの刺さりが現環境で良い
・逆転撃、手札に来ない
・5000VT出された返しにエンドレスフローズンカーニバルという綺麗な解答を教えてもらったので取り入れるかも
・オールマイティなマナ回収札としてカミタイオを検討

枠が足りない……

おわりに

新弾のカードにより、デッキとしてはほぼ完全に近いパワーを得ることができた。
今回のCSはまあまあ悲惨な結果に終わったものの、まだまだ改善の余地が見られた。これからも調整を続けて、環境への適正とギミックの唯一性を両立できるデッキを模索していきたい。

別にこの構築を参考にしなくてもいいのだが、各々で枚数などを弄りながらメクレイド軸スノーフェアリーを試してみてほしい。楽しいから。


To be continued…


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