現代版アヘン戦争?
あえてこの話題は避けていたのだが、やっぱり見るに見かねて書くことにする。
武漢ウイルスと呼ばないで
さすがに2年ほど経過しても「武漢ウイルス」なんて言い方をする人はいないだろう。そもそもWHOはウイルスや病気の名前に固有名詞を含めることに反対している。
ただ、今ほんの少し、武漢ウイルスと呼ばれていた時のことを思い出して欲しい。
あの時、中国人というだけで避けた人はいないか?
中国というだけで毛嫌いした人はいないか?
アジア系の留学生を見ただけで半径3m圏外に離れようとしなかったか?
それが本当に武漢の研究所で人為的に作られたものかどうかも怪しかったのに。
オミクロン株の登場
そして、何度も変異したウイルスは、現在オミクロン株と呼ばれるものが流行している。
菅さんに代わって登場した岸田さんの良し悪しはともかく、日本政府はオミクロン株を入れまいと、水際対策を頑張った。
その甲斐あってか、あるいは日本の一般人の「手洗い・マスク・三密回避」といった努力の甲斐か、はたまたファクターXのお陰か、日本では諸外国に比べて感染者数が少ない。
なお、脱線承知で書くが、ここで注意していただきたいのは、諸外国との単純比較はできないということである。
というのも、人口が違うからである。本当は人口密度も考える必要があるかもしれない。人によってはワクチンの接種率の違いや、PCRなどの検査件数の違いについても言う人がいるかもしれない。
感染者数という数値情報を単純比較して良いのは、全く瓜二つの国があった場合だけである。
そのことを頭の片隅に入れて読み進めていただきたい。
日本のオミクロン株の由来
オミクロン株の話が登場してから少なくとも20日くらいは、日本はオミクロン株とはほぼ無縁の状態を保ってこれた。それが徐々に崩れ始めている。
日本のオミクロン株は、沖縄を筆頭に岩国など、米軍基地がある場所から広がってきている。
そして、感染した日本人のオミクロン株を調べると、米軍由来であることがわかっている。
ここで私は疑問を感じる。
米軍、出てけ!
どうして誰も「米軍は出ていけ」とか「ウイルスを撒き散らす米軍はいらない」と言わないのだろうか?
冒頭で触れた通り、当初は「武漢ウイルス」と言って中国人を毛嫌いした日本人もそれなりにいたのに、である。オミクロン株のことを「米軍株」と呼んだって良いはずである(なお、オミクロン株は6文字だが米軍株は3文字である…記者などか好んで使っても良いと思うものだ)。
今回のnoteを書くことに決めた当初は、米軍出てけを言わない日本人というのは敗戦国だからか、あるいは日本特有の欧米人コンプレックスからだろうかと思っていた。やっぱりパツキンの白人女性に弱い日本人男性って多いよね、と、そんな冗談でこのnoteを終えることも考えていた。
私が「米軍出てけ」を言わないのは、私にとって米軍は身近な存在ではないから。よくわからない遠い存在に出てけは失礼でしょう。ただ、今回こうして考えてみて、米軍がなくても(安保がなくても)良いのかな、と思い始めている。しかし、その話は今回の本題からはそれるので、いずれまた書くことにする。
今回は、どうも単なる敗戦国とか欧米コンプレックスという話だけでは済まないぞ、という話を書く。
本当は、あまり、こういうことは書きたくないのだが、誰も言わないようなので書く。
日本の購入するワクチンはアメリカの製薬会社が作っている。治療薬もアメリカの製薬会社から買うと日本政府は言っている。
「陰謀論」とか「フェイクニュース」という言葉があることは、私も知っている。
私はどちらも嫌いである。関わりたくない。そして私の書くことが、そういう陰謀論やフェイクニュースのタネになることも避けたい。
それでも推測を禁じえない。
アメリカは日本がアメリカからワクチンや薬を買うことを知っている。そこでアメリカが、日本がワクチンや薬をもっと買うようにアクションしたとすると?
アヘン戦争と同じ構図
ここで私が思うのは、ワクチンや薬をアヘンに見立てると、アヘン戦争と同じような構図になっているのではないか、ということである。
ついでに、アヘンよりも始末が悪いということも触れておきたい。アヘンは麻薬であり、手を出さない人は自制できた。しかしワクチンに関しては「接種していない人は非国民」とでも言いたげな勢いで接種が進められている。ワクチンパスポートやらマイナポイントやら、カタカナだらけのエサで釣られて打つ人もいる。ワクチンを接種しない人は、某政党のような偏った思想を持つ人とか、陰謀論信者という具合に見られることもある(単にもう少し様子見したいとか、身体的な理由で打ちたくても打てない人もいるのに!)。
アヘンは麻薬だから手を出すのは良くないことだった。しかしワクチンは接種が推奨されている。
陰謀論やフェイクニュースを極力排除しても、どうも「ワクチン接種したほうが感染しやすいらしい」という統計データも出始めている。
そういうデータを持ってくると、決まって「重症化を防ぐにはワクチンが有効」と言い出す人がいる。そのワクチンの効果なのだが、ご存知の通り半年くらいで効き目が薄れて追加接種が必要になる。日本では3回目が始まったところだが、イスラエルでは4回目に入っている。
アヘン戦争になぞらえるなら、お金の動きも確認しておこう。
アヘン戦争ではアヘンの大量輸入で赤字になった。
今回は、まず、ワクチンの大量輸入で海外にお金が流れる。更に治療薬の輸入で海外にお金が流れる。
正直、ワクチンと治療薬のどちらがアヘンなのか私にはわからない。ともかく自然のタイミングで変異株が出てくれることによって、年に3回くらい日本から特定の国にお金が流れている。
ここで「自然のタイミング」と書いたが、オミクロン株に関しては米軍から入ってきていることは忘れてはならない。人為的に米軍を操作してウイルスを撒き散らしたとは思いたくない。いくらアメリカとはいえ、私達日本人と同じ人間である。そこまで腐ったことは、していないと思いたい。
まとめとお断り
今回、私は純粋に素朴な「何で武漢ウイルスと言って中国を毛嫌いした日本人が、現在の明らかに米軍由来のオミクロン株に対してアメリカを毛嫌いしないのだろうか」という疑問を深堀りした。その結果、現状がアヘン戦争の頃とオーバーラップすることに気付いた。
もちろんこれは推測にすぎない。推測は事実ではない。推測が事実となるためには、裏付けとなる情報(事実)が必要である。
ひょっとしたら私がアメリカを毛嫌いするような書き方をしていることに、私のことを親中派のように思う人もいるかもしれない。私は極力ニュートラルでありたい。右も左も、赤も青もない。ただ単に純粋に、おかしいものには「おかしい」と言ったまでのことである。
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