2018年7月に世界経済フォーラム第四次産業革命日本センターが設立されてから、まもなく5年。その軌跡を記した5周年誌(英語)を作成しました。
Five Years of the Centre for the Fourth Industrial Revolution Japan: https://www3.weforum.org/docs/WEF_Five_Years_of_C4IR_Japan_2023.pdf
振り返ってみると、わずか5年足らずの間に私たちを取り巻く環境と意識は大きく変わりました。
2021年からのテクノロジー「実践・実装」に向けた私たちの活動は、同年秋のデジタル庁設立とも相まって更に加速しました。つい先日の2023年6月14日に、いわゆる「アナログ規制」を見直すための法律が国会で可決・成立し、9,669項目にものぼるアナログ規制が刷新される形で結実したことがその象徴です。
「実践・実装」は、地方自治体を中核とした連携強化によって全国の現場に直結した活動となりました。
2023年のG7は、グローバルアジェンダへ寄与する大きな舞台となりました。
先行事例もなく手探りで始まった日本センターの活動は、この5年間を通じてテクノロジー領域における強固な官民パートナーシップの可能性を提示してきたと自負しています。
2023年7月以降、世界経済フォーラム第四次産業革命日本センターの活動は世界経済フォーラムによるイニシアティブに移行します。データガバナンス、スマートシティ、ヘルスケアデータ、アジャイルガバナンス、モビリティの各プロジェクトにおいて私たちの活動を支えてきてくれたパートナー企業、フェロー、インターン、そして多くのコラボレーターのみなさまに心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!