DXサミット報告 #5 Digital Infrastructure and Governance
2023年4月28日(金)、経済産業省と世界経済フォーラム第四次産業革命日本センターは、G7 群馬高崎デジタル・技術大臣会合の公式官民イベントとして「デジタル・トランスフォーメーション・サミット(DXサミット)」を群馬県渋川市において開催しました。
4月30日(日)に採択された「G7デジタル・技術閣僚宣言」では、DXサミットとその議論が取り上げられ、「デジタルトランスフォーメーションに係る重要な課題について行った討議とそれに基づく要請を承認」いただきました。
本記事では、河野太郎 デジタル大臣、欧州連合(EU)欧州委員会のマルグレーテ・ベステアー上級副委員長(競争政策担当)、経済協力開発機構(OECD)のウルリック・クヌッセン事務局次長にもご参加いただいた、DXサミットの第5セッションである「Digital Infrastructure and Governance」の概略をご紹介します。
登壇者(敬称略)
Opening Remarks by Kono Taro, Minister for Digital Transformation,
Cabinet Office of JapanOpening Remarks by Margrethe Vestager, Executive Vice-President
for a Europe Fit for the Digital Age, European CommissionModerated by Kaori Iida, Head of Digital News Department, NHK (Japan Broadcasting)
Robert Hedges Jr, Chief Data Officer, Visa
Michael Punke, Vice-President, Global Public Policy, Amazon Web Services
Closing Remarks by Ulrik Vestergaard Knudsen, Deputy Secretary-
General, Organisation for Economic Co-operation and Development
(OECD)
Digital Infrastructure and Governance
これまでのインフラは、経済発展のバックボーンとなってきました。今日必要とされる強固なデジタルインフラは、分断化を避けて構築されなければなりません。DXサミットの第5セッションである「Digital Infrastructure and Governance」では、包括的かつ協調的で、信頼性のある社会的、経済的な成長のためのデジタルインフラの取組みにはどのような事例があるのか、そして、デジタル(公共)インフラにおけるオープンで自由なデータ流通について議論しました。