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韓国エッセイ | 韓国旅行情報とトコジラミ

(トコジラミの画像はないのでご安心ください)
仕事柄さまざまなSNSを目にする機会が歳を重ねていっても多いのだが、最近気になったのはマイナスなネタで数字を稼ごうとしている韓国旅行関連のインフルエンサーたちが少なからず居るんだなということ。

本来ご本人は好きで日本と韓国を行ったり来たり、もしくは留学やワーキングホリデーなどで訪韓しているのだろうと思われるが、ここに来て韓国下げなネタが多く残念に思っている。

その影響力故に韓国旅行を検討していた日本人は旅行の予定を躊躇したり中止、延期にする方も居るようだ。

確かに一部事実である事もあるのだが、韓国に住んでいる日本人からしたらやや温度差がある事が多い気がしている。(これは狭い在韓日本人界隈、頷いてくれる方も多いのでは?)

治安の悪いエリアだとか危険回避の為に気をつけた方が良い事項は知っておくに越したことはないのだけど…
気になるのは多分その煽り具合なのかなと。

わかりやすい最近の話題で言ったら『トコジラミ』ですかね。これ、韓国だけではないのですが…フランスなどでも発生してたりと世界的に話題になってるんですよね。
今年日本の皆さんのご旅行先で行く確率高いのが韓国って事もあったから余計目立ってるんですかね?

韓国語だとトコジラミは빈대(ビンデ)って言います。不衛生な安宿に出るとかって聞いたことありますが必ずしもそういうわけではないみたい。等級の高いホテルでも発生する事があるのだとか。そして最近騒がれてるのは特に地下鉄やバスなどの座席で発生したということなんですよね。

刺されたらとにかく痒い、場合によってはアレルギー反応が起こったり、また反応ない人もいるとか…ケースバイケース。

取り敢えず自分の周りでトコジラミに刺されたという話はなく、SNSで繋がってる在韓の日本人の方で被害に遭った話も聞いた事がないのと周囲の韓国人との間でも話題には特になってもいないです。(自分の周りって狭い世界ではあるかも知れませんが)
地下鉄やバスに乗ってても相変わらず座席争奪戦なのですが、日本のニュースなどでも韓国では地下鉄で席に座ることを避けているって報じられていたり…何でそんなに騒がれているのか正直謎です。
トコジラミ発生マップなるものもあるみたいですがそれって意味あるんですかね…
宿泊先を選ぶにあたっては目安にはなるかも知れませんが、バスや地下鉄駅なんかで言ったらほぼ意味ないのでは?と思ったりはします。常に移動してる乗り物ですしね。

結局何が言いたいかというと情報に振り回され過ぎないで欲しいなという事ですね。海外旅行に行くに当たってもちろん情報は必要だけど、出処であったりSNS上で過剰な煽りがある場合は少し疑いの目を持ってみる事も必要かと。本当に危険であり渡航を考え直す必要がある場合であれば、外務省のホームページに渡航制限や警戒レベルの情報が出ますのでそれを目安にされるのも良いのではないかと思います。

とは言え、最後に今日はこんな話になったので
もしも、もしもですよ。韓国ご旅行中にトコジラミに刺されたかも?ってなった時に薬局で手に入るお薬情報シェアしておきます。ちなみにこれは韓国の薬剤師さんがオススメしていたお薬になります。(日本帰国後に皮膚科へ行く事をお勧め致します)

●飲み薬(抗ヒスタミン剤)

지르택(ジルテック)錠

比較的無難なお薬(眠気を引き起こす場合あり)

클라리틴(クラリティン)錠

ジルテックより若干効果は弱め(眠くなりにくい)


●塗り薬

리카에이(リカA)クリーム

痒みがある場合
抗ヒスタミン製軟膏(非ステロイド)

하이로손(ハイロソン)クリーム

酷くはないがアレルギー症状が出た場合
若干のステロイドが入っている軟膏

노바손(ノバソン)クリーム

アレルギー症状+細菌感染または炎症がある場合
ステロイド+抗生剤が入った軟膏

※効果、副作用など個人差があると思いますので詳しくは薬局の薬剤師さんに相談してみてください

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