FPSゲームでFPSドロップ/カクつきが発生したのをほぼ解決した
結論:PL1を65Wから95Wにしたら解決した
【導入】
デルタフォースというFPSゲームをプレイをしており、FPSが200~240程度でていたがたまにFPSが60~150まで下がりFPSが下がると同時に画面がほんの少し処理落ちしたような動きをするようになった
撃ち合いの時になるとその少しの差でガクっとAIMがズレるので腹が立って仕方がなかった。
PCを新しく購入してから発生していて初期不具合化と思っていたが違っていた。その際に試した事をすべて記載
【PCスペック】
CPU:I7-14700F
GPU:RTX4070
MEM:32GB
SSD:2TB(gen4)
モニター: ASUS 165Hz(DP接続)
ネット回線良好
①ハードウェアアクセラレーションを切っていく
GPUを使用して描画する機能があるソフトを切る。自分のPCには下記が入ってたので切った。効果無し
・Discord
・Chrome
・Spotify
②オーバーレイ機能を切る
ゲームにオーバーレイが掛かる機能を切る。自分のPCには下記が入っていたたので切った。効果無し
・Discord
・Steam
・Nvidia Experienceの録画機能
→こいつはNvidiaアプリという新しいのが出ており、こちらがパフォーマンス低下をさせている場合ある。下記参照
③スタートアップアプリを厳選する
Alt+Rで「msconfig」を検索、サービスタブから要らなさそうなものを消す
Nvidia系は消すと安定しやすくなるらしい。正直差がわからない。私のPCでは下記を停止している。停止すると正常に使えなくなる事があるので必ずmsconfigから消した事を覚えておくように
タスクマネージャーからスタートアップアプリで要らないものを消す
最初に起動しなくなるだけなので影響はあまりないけど、windowsデフォルトの意味わからんのは消していいと思う。
④CoreDirectorでPコアを優先的に使うようにする
CPU使用率が低い場合、PコアとかEコアとかを行き来したりしたりするらしい
それを強制的にPコアで動かす事でパフォーマンスをあげるらしい
P:パフォーマンス(高性能)、E:エフィシェンシー(高効率)
効果があったかは不明(おまじない)
⑤Windowsの不要なツールを消す
Chris titus tech utilityというのを使う
こちらの記事を参考にしました。効果無いけどOneDriveとかいう害悪ツールが消せるのでやっておくと便利
⑥電源設定をすべてハイパフォーマンス化する
1.windowsの設定でバランスや省電力になってない事を確認する(バランスでも良いらしい)
2.nvidiaのコントロールパネルでパフォーマンスの最大化を優先とする
⑦nvidiaの設定を見直す
下記サイトを参考にしました。
⑧Windows設定を見直す
1.全画面表示の最適化を無効にする
→なんかFPSが向上するらしいけどFPSドロップには効果無し
2.高DPIスケール設定の上書き
→1と同じくだがFPSドロップには効果無し
3.仮想メモリーをオフにする
→32GBや64GBあれば仮想メモリをオフにする事で遅い仮想メモリーを使わなくて済むらしいが、タルコフやデルタフォースではMAPが数十GBぐらいあって、それを仮想メモリーにぶち込むっぽくてオフにしているとロードで落ちるようなるからオン推奨
仮想メモリーオフって言うてたバカどもを許さない!!!!
(Valorantのような軽いゲームだと効果あるらしいけど数値で検証されてないので迷信レベル)
⑨PL1の65W制限を95Wにする(ほぼ解決策)
ASUSなので下記サイトを参考にしました。
intelCPUの不具合で電力制限が掛かっていますが、その上限を上げる行為になるのでCPUの寿命が縮まる可能性があります。
昨今のCPU事情ではKでもないFの電力制限をあげるの非推奨かもしれませんが、FPSでカクつくほうが腹立つので仕方なしです。
(あまり詳しくないので詳しい人に聞いてから実施してください)
65Wで冷やせていても95Wにすると温度が上がり冷やせなくなるため、CPUクーラーを買い換える必要があります。
最初から簡易水冷とかハイエンド空冷ついてるよって人は問題無いです。
AK400を使っていたら普通に90度行くようになったのでA620Proに買い替えて70~80度で安定しています。
室温20度程度で80度なので、夏を考えるとPCケースに収まる最大の280mm簡易水冷を検討しています。
下記が5000円で1万前後の空冷CPUクーラーと差が無いコスパが良いやつ
下記は検討中の簡易水冷、水冷は2~3年で壊れるか性能低下するらしいが、保証6年なのでずっと使えるはず?
(水冷する人は6年も同じPC使う前に買い換えるだろと思う所あり)
改善前後比較(CapFrameXにて計測)
グラフを見てもらえるとわかると思いますが、改善前と比べると改善後は下振れの回数が減り、ブレ幅が狭くなっています。
また、Stutterring(処理遅れ?)も3秒前後から1秒前後に低下。
改善前①②では0.1% Low Averageが30台だったのが改善後では50台に。
改善前①②ではAverageが200/180だったのが225に。
ほぼ改善したと言えると思います。CPUクーラーの問題で95Wで止めていますがPL1を125Wなどにすれば改善されるはずです。
追記①
ハードディスクの電源を切るを「無し」に設定
※設定後確認すると0分になります)
USBのセレクティブサスペンドの設定を「無効」に設定
上記でさらにカクつき減りました。