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一部の界隈は今こそ悪習を断ち切るべき

X(旧Twitter)のブロックに関する仕様変更が話題になる今こそ、一部の界隈は自らの手で集団の悪習を断ち切るべきでしょう。

一部の界隈とは?

どの界隈であるか明言はしません。
政治・(ニセ)医療など様々なジャンルで該当する上、筆者の知らない界隈でも同様の事があり得ます。
そういう意味もあるため、ここでの明言は避ける事にします。

現在何が問題なのか?

閉鎖的である事

一部界隈に関して筆者は「かなり閉鎖的である」と感じました。
新しい情報が基本的には見られない。
あったとして、その情報を的確に把握できている訳でもないのです。

その上で新しく正確な情報を仕入れようという動きもさほど見られません。
なので周回遅れの情報が今も出回り続けており、そのアップデートもなされない「時の止まった」状態です。

今回のブロックの仕様変更はその閉鎖的である環境を変えるカギになると筆者は考えています。

排他的である事

彼らの特徴としては排他的である事も挙げられます。
自らの集団と違う意見はほぼほぼ通りません。
そんな事をしたら集団からの追放やネットリンチが起きるような集団です。
また集団のメンバーが何か「やらかした」場合には「なりすまし(≒スパイ)」として排除されるような集団でもあります。

「鹿を指して馬と為す 」に近い雰囲気があると言え、このような環境が続いているのは当然ながら悪習でしょう。

間違った情報を流す過激で排他的なアカウントにも対応ができる

今回の仕様変更は自身と違う意見をシャットアウトしているようなアカウントに対してもアプローチが望めます。
これで自らと違う意見を持つアカウントを片っ端からブロックするような人物でも問題なくコミュニティノートを作成できます。

フィルターバブルやエコーチェンバーを事実で破れる可能性が高まった

以前は界隈に都合の良くない事を言うアカウントを先制ブロックする事により、自己正当化がかなり容易にできていました。
コミュニティノートを作成しようにも対象となるアカウントにブロックされていては作成しようがありません。
これではエコーチェンバーにもフィルターバブルにも有効な対処が期待できませんでした。

それができなくなるという事は、自分の考えに合った意見や価値観のみが流通するエコーチェンバーを機能不全に追い込む事ができる可能性が高く、フィルターバブルにも有効な対処ができる可能性もあるという事を表します。

筆者の意見

今回のブロックの仕様変更は筆者にとっては有益です。

コミュニティノートプログラムに参加する以前からデマである事を指摘したアカウントにブロックされる事があり、コミュニティノートが作成できないという事がよくありました。

それができないという事は筆者の得意分野(あるの?)を活用する事でその分野でのデマを排除する事により貢献できるという訳で非常にありがたいものです。

余談

「ブロック貫通ってことは、未成年をブロックしても、R18絵を未成年が見に来れちゃうから、加害者になりかねない」

このような投稿がXで話題ですがこれは間違いです。
成年者が閲覧するだけでは加害者になりません。
あちらが勝手に見たのならば問題は存在しないのです。

そもそも閲覧自体はブロックした場合でも仕様変更以前からやろうと思えばできる事でした。
これらの懸念に対してはセンシティブ設定をつければ解決できる問題でしょう。
それができない訳でも無いでしょうしそれがいちいち問題になるかという疑問もあります。
個別の対応で解決できる内容でしょう。


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鹿島響(あきづき)
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