「空母は時代遅れ」というイーロン・マスクの誤解。
イーロン・マスクが数日前にこのような事をツイートしました。
これは誤解であると言えます。
これからどうして誤解なのかを素人なりに頑張って説明していきます。
ちょっとその前に
説明の前に航空母艦を建造または計画されている主要な国を見ていきましょう。
時代遅れならば計画が中止されたりしているはずです。(副次的に搭載可能である艦や航空機搭載に向けた改修が行われている艦は除外し、純粋な航空母艦のみ)
🇺🇸アメリカ合衆国
🇫🇷フランス共和国
🇷🇺ロシア連邦
🇨🇳中華人民共和国
🇮🇳インド共和国
🇰🇷大韓民国あれ?おかしいな?
ちなみに日本でもいずも型護衛艦「いずも」へのF-35B戦闘機搭載に関連する第二次改修が予定されています。
それなのに何故彼は時代遅れだと言ったのでしょう?
何を根拠にしているのか教えていただきたいものです…
本当に「空母は時代遅れ」なのか?
ここからが本題になります。
結論から言うと「時代遅れとは言いにくい。」
近年は無人機や極超音速兵器といった兵器が話題になっていますが空母の価値をゼロにするものがまだ登場していない以上は断言するのは難しいはずです。
そして航空母艦はいわば動く基地であり、その価値がゼロになり時代遅れとなる日が訪れるのはもうしばらく先。
イーロン・マスク。彼は著名な軍事評論家でも有識者でもありません。
この分野で参考にするなら別の方にした方が良いでしょう。
今度は戦闘機の分野でもテキトーな事を…
イーロン・マスクはF-35に関する呟きにこのような返信をしています。
ですがこの認識は間違いです。
そもそも戦闘機においてスピードが全てを左右する時代ではなくなり、ミサイルの回避もスピードのみで行われる時代でもなくなりました。
ちょっとさぁ…
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