合理的な結婚をしよう
社会に一石を投じるギャルことすまねんの久しぶりの更新です。すまねんも今年で齢27、世間的には「結婚適齢期」と呼ばれるフェーズに入ったので結婚についての話です。
前置きしておくとすまねんに結婚願望はありません(したくないという意味ではなく、する機会があればしてもいいししなくてもいい)が、そこは今回の論点ではありません。あくまで順当に結婚を目指すならばという仮定の下「婚活者」の立場で語りたいと思います。
さて個人的な話にはなりますが直近でお付き合いしていた元彼氏とは2年半同棲をしていました。出会いは大学のサークルでたまに飲みに行くくらいの知り合いを経て急に距離が縮まり気付いたら恋仲になってたという至ってナチュラルなものでした。最初の1年はお互い学生だったので私が彼の家に入り浸る形をとっており、彼の卒業就職を機に2人で住むための家を借りて引っ越しました。
んでまーこの人と結婚するんだろうなって思ってたんですよ。なぜなら彼はあまりにも普通の人間だったからです。一癖ある男たちに振り回されて恋愛に疲弊しきっていた私にはその「普通」が一番魅力的な部分だったのです。
院卒で大企業の建築士、肩書きとしては申し分なくて仕事が終われば真っ直ぐ帰ってきて浮気なんておろか男友達と遊びに行ったりもほとんどなくて趣味は読書とギター、まあ当たり障りがなくてとても健全です。
そんな彼とも別れる日がやって来ましたがその理由も当たり障りのないもので、小さな不満が積もりに積もってお互いに気持ちが冷めてしまっていた所にけりを付けたというものでした。
私はそれなりに傷心ではあったのですが早く次の恋愛をするために行動を起こしました。次の恋愛は最後にするぞ(結婚するぞ)の意気込み、ここから「婚活」がスタートしたわけです。もはや大学は卒業していて出会いがなかったのでマッチングアプリを入れました。(別れた次の日にアプリを入れたら初っ端別れたばかりの元彼のプロフィール画面ををお見舞いされることになるのですが、それはいつか語る機会があれば。)
結果は散々なものだったんですが細かい部分については今回の記事で全く重要ではないため割愛します。
結論は「恋愛を前提として『はじめまして』をするのは本来不自然なことであり、昨今の婚活ツールでの出会いで本気で人を愛するのは難しい」というものでした。これは私がそうなだけで、そうではない人は沢山いると思います。
前提として婚活をしてる人間って、複数の人間と同時並行でやり取りをしてその中から絞っていく作業をするわけですよ、私もそうだったので。その、ほかの人間と天秤に掛けられるのが当たり前の世界に放り出されたことがまず恐ろしく、また無事結ばれたとしても浮気の原因になり得ないという悩みの種を無駄に増やしてしまうあまりにも人間不信生成ツールだったんですね。
こんなに余計なことを色々考えてしまったら誰かを夢中で愛するなんて、私には無理だったんですよ。
で、元彼の話に戻ります。元彼は家族以外で初めて共同生活をした相手でした。2年半というそんなに長くない期間とはいえ、お互いの大体のことってもう分かってる相手なんです。どんな価値観でどんな生活をしているのか、もう探り合うという面倒な段階を乗り越えているんです。しかも学生時代に出会っているのでお互いが変にスレすぎておらず共通の知り合いも多いし、お互いの両親にはもう会ったし、身分や人間関係までだいたいのこと、だーいたいが、もう、分かっている。
こんなに、一緒にいて楽な人間が他にいるだろうか…
もう、熱狂的な大恋愛をするような段階は通り越しているし、新しい人間関係の構築に煩わしさを感じてる今、2年半同棲した元彼はあまりにも結婚相手としてふさわし過ぎる。低エネルギーで、最短でゴールインできる。燃費がいい。(あまりにも言い回しがいやらしいな)
これは私が勝手に思いついて「天才か?」と自画自賛しているだけなのでもちろん元彼にも選ぶ権利はありますので、今は友達に戻った元彼に言いました。
「結局うちらが結婚するのが一番合理的だよ。今更新しい恋愛なんて面倒くさすぎるし、同棲もしててお互いのこと大体理解し合っていて余計なことを1番考えなくていい結婚ってこれだよ。必要なのは愛ではなく情だよ。そう思わんかね。」
元彼、「たしかに。」
…キタコレか?
元彼「ま〜、考えてみるね。」
えっ考えてくれるんだ。へー、ワンチャンあるな、これ。でもなんかめっちゃ納得してくれてるし、もしかして、もうすぐ結婚出来るビジョンあるか?
すまねん、結婚したらXやめるっていっちゃってるし、X辞める日がきちゃうんかな???
すまねんが結婚するまでの奮闘記、みんな見届けてくれるかな???
―――ちなここまで茶番―――
まあ、いつか結婚することがあってもいいし、なくてもいいけど、するんだったら一番合理的な過程で。効率よく。がいいね𖤐 ̖́-
𝐄𝐍𝐃