#34 斜めの忘年会
師走ってなんでこんなに短く感じるのかしらね?
ようこそ、クラブマゼンダへ。
今日は旧友が誘ってくれて、忘年会に行ってきたわ。コロナの事もあったから、約2年ぶりね。こう言う集まりは。
今年は私に取って、正直本当にしんどい事だらけで、ツイてなくて、それは今も少しあるのだけれど、忘年会という形で少しの間だけでもそんな色んなモヤモヤを忘れて楽しむ事ができたわ。
そして、私は初めて忘年会の意味を知った気がする。
共通の友達がいて、皆んなゲイってことを除けば、本当に色んな人が居て、その中に私もいて。
この歳になると、皆んなしっかりとした仕事をしてて、まぁ、元から優秀な人が多くって。
そんな中、少しだけ劣等感を感じる瞬間は確かにあった。
きっと追い付くには、今の何倍も努力をしていかないといけない。
彼らは私が遊んでいた時や燻っていた時に努力をしてきたから今があって、私はまだまだなのだけど、なんだか、不思議と今日は、劣等感だけじゃなくて、良い意味で闘争心が掻き立てられるような思いがしたわ。
コンプレックスだらけの私だけど、これまでの数年間積み重ねたものは確かにあって、今はそれを形にしていく時間なんだ。頑張らなきゃ。
とあくまで前向きな気持ちになれた気がしたの。
口だけじゃなくて、本気で頑張らないと色々とこっちも懸かってるから、いけないのだけれどもね笑
この2年ぐらい閉塞感があったそんな日々の中、昨日は悲しいニュースもあったわね。
本当に先が見えないこんな時期。
今は少しだけ良くても、明日はわからないこんな時期。
立ち止まって足元ばかりを見ていたこの時間が少しだけど、動いた気がしたわ。
今を頑張る貴方。いつもお疲れ様。
明日を迎えるのが怖いと感じる貴方。それでも良いのよ。
立ち止まっているようで、貴方はちゃんと前へと進んでる。後退しているように感じても、進んでいるのは、前なのよ。
だから、安心して欲しい。
貴方が歩んで来たその道がいつまで続いて、いつ形になるかはわからないわ。
けれど、良くも悪くも永遠なんて無くって終わりは必ずあるのよ。
それは、一つのゴールであり、一つのスタートラインかも知れない。
そのスタートラインに立った時、貴方は今より強く逞しく、そして、凛と前を向いているはずよ。
明日を迎える為に、人は今日を生きる。
けれども、明日を迎える為に、忘れてしまって良いものだって沢山あって良いと思うの。
重い荷物は捨ててしまって、大切な物を持って、また歩きましょ。
時間が時間だから、実は明日じゃなくって、今日なんだけど、明日の貴方が輝いていますように。
それじゃあ、そろそろ閉店の時間ね。
大好きよ💖またね。
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