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#10 斜めの新世紀

あら、やだ。こんな時間にようこそ。マゼンダ・ダイアゴナルよ。

記念すべき第10回の今日は私の好きなアニメの話をしようかと思ってるの。

タイトルでピーンと来た貴方。お友達になりましょ。

そう、私の大好きなアニメの一つにエヴァンゲリオンっていう作品があるの。

最近は新劇場版が、完結して、話題になったわよね。

そして、ある界隈では「アヤナミレイ 仮称」が話題になってるわ。 

あのアカウントがバズってその手があったかぁ!悔しい!!ってちょっと嫉妬したのはここだけの話よ。

だけど、私は昔からアスカ派なのよ。

初めて、「新世紀エヴァンゲリオン」に出会ったのは14歳。運命とも言えるほど、中二病真っ只中の私は、すぐに、総流・アスカ・ラングレーというメインヒロインの一人に心を奪われたわ。

奪われたと言うか、シンパシーを感じたのよ。

当時、私も父親の顔を知らなかったし、悩みに悩み抜いていた私にとって、精神攻撃を受けて動けなくなっていたアスカに心を重ねたわ。(ここら辺の話はまた今度ゆっくりさせてね)

新劇場版では、名字が式波に変わって、キャラも少し変わるんだけど、そこら辺を長々と話してたら、終わらないわね。

そう。
今回エヴァの話をしたかったのは、実はこれが言いたかったからなのよ。

昨日、通常国会が閉会したわ。

今度こそと思われていた、通称LGBT法案は可決されずに無きものにされたわ。

「差別を容認する」そう捉えられてもおかしくない、笑える理由で。

本当、お笑い種よね。

今回、この法案に期待してた人は多いと思うし、私自身も本当に期待していた。あの発言があったけど、万が一があるかもと一縷の望みに掛けたものだわ。

けど、可決には至らないまま、国会は閉会した。

つまり、差別は法的に容認されたまま放って置かれたも当然よ。

だけどね、それでも、私達は、生きていかなきゃいけない。明日も、明後日も、来年も。

そして、私達は自分以外にはなれないのよ。

だからね、これからも私達は頑張って行かなきゃいけないし、戦うべき時は戦わなきゃいけないわ。

だから、私の大好きで、あの頃、たくさんの勇気を貰った、アスカのセリフを言わせて欲しいの。

「こんちくしょー!!!負けてらんないのよー!!!アンタたちにぃーーー!!!!!」

私達は、負けないわ。絶対に。
差別を容認するようなアンタ達に負けるはずがないわ。

そう思ってる人は私以外にも沢山いると思うし、安心して。

それでもね。もし、貴方が今回のことで苦しい気持ちになったのなら、この言葉を思い出してね。

「貴方はありのままの貴方で良いのよ💖」

戦えない時は戦わなくても良い。その代わり私達が戦うわ。

これは私の決意表明よ。

って、お前エヴァの話するんじゃないのかい!!って声が聞こえてきそうだから、今日はそろそろ閉店するわね笑

おやすみなさい。大好きよ💖

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