冷静に考えれば当たり前だとわかるけど、心から納得すべきこと
言葉とは、自分と相手が意見を交わすためのツールである。しかし、言葉は概念であり、その概念は個々のマインドが作っている。それは、各々が生きてきた過去の経験によって出来上がったものだ。つまり、言葉を使うコミュニケーションは、ある一定までは可能だが、100%相手や自分の真意は伝わらない。意図していない相手の言葉に傷つくとき、それは自分自身の中にある印象・概念が自身を苦しめているのだ。過去の中にある記憶が蘇っているだけなのだ。
失敗とは、原因がわからないことがある。(というより、原因を突き止めたというのは、それは見せかけなのかもしれない) 製造業に携わっているとよくあるのが、同じ方法・機械・材料を使って物を作っても、全く同じものは再現できないことだ。しかも、原因は闇の中。結局は、物事を私たちの手でコントロールすることは不可能なのである。売り上げがどうだ、生産スピードが遅い…などは、管理できるようでできないのだ。もし管理できたときは、それは上手くいくようになっていただけで、同じように管理してもできないと最初から決まっていればできないのだ。