【COMPUS日記#7】 ”成長”を目的にしない、”今”を大切にする【後半】
こんにちは、COMPUSメディア担当の目黒智也です!
前回記事読んでいただきありがとうございます!
今回も引き続き、「有限会社 藤田酒店」で長期インターン生として働く中藤 寛人(なかとう ひろと)さんにお話を聞きました。
成長するために多くの挑戦をしてきたひーくんが「成長を目的にしない」と決めた理由とは。今回はインターンを始めたきっかけに繋がった挫折経験、インターン先についても聞いています!ぜひご覧ください!
【プロフィール】
大学:岡山大学
学部:経済学部
学年:4回生
今自分が誰のためになりたいのか
―多くの方に支援してもらった中で、藤田さんと知り合ったんですか。
実は藤田さんとは2年生の頃から知り合いで。
藤田 圭一郎 さん
株式会社 ContentsCrew 代表取締役CEO / 有限会社 藤田酒店 店主
twitter : @keiichilo
―そんなに前からなんですね。
ママ世代でいろんな活動をされてる方がいて、その方がかなりの藤田さんファンで僕はその方に紹介されたんですよ。
―そこから現在活動される藤田酒店さんに入るきっかけは何でしたか。
藤田酒店の人手が足りなくなるって聞いてから「僕が今藤田さんのためになりたい」と思って。本当に感覚的な所ではあるんですけど、自分が目指しているものはありつつ、その時々でこの人のためになりたいなっていう気持ちは大事にしたいと思ってた時期だったので。
―それを感じたのは何がきっかけだったんですか。
『マンガピッチ』というイベントでワンピースについて話したんですよ。そこで人生理念みたいなのを語って(笑)ルフィ(主人公)って「海賊王を目指す」と言いつつも、そこで出会った誰かのために行動するんですよ。チョッパーの時みたいに!
「今、自分が誰のためになりたいのか」考えて行動できる、でも自分が目指したい方向は持ってることに感動して、「自分もそんな生き方をしてみたいな」と思って。だからチョッパーが藤田さんですね(笑)
―藤田さんを助けたくなったんですね(笑)
藤田さんってよく「HELP」って書いてるTシャツ着てるんですよ。一度高校生に「そのTシャツ可愛い」って言われてからHELPシリーズの服をほぼ毎日着てて。
その「助けてって書いてるTシャツを着てる藤田さん」と「チョッパーがルフィに助けを求めてる姿」が重なって見えましたね(笑)
👇FuitaEatsさんの取材では「HELP Tシャツ」でした!
―ワンピースから得た人生理念は、ひーくん自身の経験もあっての気づきなんですか。
僕自身大学時代から、仲間を作って活動する経験を何度かしてきた中で感じたことが2つあって。
自分は仲間を支えるの下手だなっていうのと、自分がチャレンジする立場になるほど、大切な人を大事にできなくなっていたことがあって。一度シニア婚を行ったメンバーと一緒にお店を3カ月間経営することがあったんですよ。(シニア婚については前回記事で詳しく聞いてます!)
当時の自分はとにかく「成長するために新しいことにチャレンジしたい」って気持ちで、当時は朝から夕方まで大学の授業、夜の12時~1時までお店で働くのをずっとやってて。
しかも仲間が1週間でしんどくて辞めてしまったんですよ。なんとか1人で3カ月を乗り切った後に、振り返って「やっぱり成長のために生きていても限界がないな」と思って。
「上の成長を求めた生活によって、今大切にしたいものに気づかずに失いたくない」って思うようになったんですよ。その自分のしんどい時期と、今の藤田酒店の状況が本当に似てて。僕の中ではリベンジ的な面もあります。
改めて今度は藤田酒店に入って働く中で、自分が楽しみながら仲間をサポートしつつ大切な人にも目を向けていきたいっていうのがあって、それがマッチングして入りました。
辛い時期を一度経験されたからこそ今の考え方があるんですね。
サービスが出来上がっていく過程を見られる
―現在されているインターンの業務内容についてお願いします。
通常の業務は飲食店さんにお酒を卸すことで、基本的には朝お店が空いてない時間にお酒を飲食店さんへ持っていきます。お店のお酒が足りない時のアフターサービスや、夜だけの配達を頼むお店にうちがストックしているお酒を持っていくことも仕事です。
酒店の理念が「飲食店さんのための酒屋」で、地域の飲食店さんを総合的にサポートする酒店になろうっていう考えがあって、その中の1つがFujitaEatsですね。
取引先やそうでない店舗の料理をお客様のご自宅に配達することを、酒店の信用があるからこそ掲載させていただくお店などはあります。コロナの時期で大変だったこともあり、少しでも売り上げに貢献できたらということで始めました。
―藤田酒店さんでインターンをする上でやりがいを感じる部分はありますか。
FujitaEatsのサービスが進む中で何度もシステムが変更されるんですよ。オペレーションの方法が変わったりなどかなりあって。
最初アナログでやっていた部分が少しずつ機械に任せていけるようになって、未完成の状態からお客さんと接し、課題を改善する中でサービスが出来上がっていく過程を見られるのはいい経験だなと思います。
入った時に営業枠などの環境が与えられたわけではなく、1から自分でインターンを作っていける立場を経験できているのでよかったなと思ってます。
マニュアル作りまでの流れを楽しめるのが長期インターンの魅力ですね!
自己成長を目的にしてはいけない
―最後に、長期インターンを考えてる学生にメッセージをお願いします。
インターンに参加する人って、「自分が成長したい」「今のままでは自分ダメなんかな」などの期待感や不安感どちらもあると思ってて。でもやっぱり自分のしたいことが見つからない中で、いろいろ手を出してみて初めて本当に自分がやりたいこと、応援したい人に気づけるかなと思ってます。
それは、バイトみたいに誰かにやらされて気づくより、自分が1%でもしたいと思って行動した時に見えてくると思ってて。頭の中で考えても、「やってみるとそうでもなかった」こともたくさんあります。
自分のしたいことをやっていく中で、「本当に自分が大切にしたいこと、大切にしたい人」が見つけられるインターンになればいいなと思います。
Twitter:ひーくん
YouTube:ひーくん家族について話す人
はい!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
大きな悩みや挫折経験、挑戦を繰り返してきたひーくんだからこその気づきや価値観についてお話していただきました!
次回もお楽しみに!!
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