似てても違う私たち

この体は、自分のものではないと知った日。私自身どうしたらいいのかわからなかった。

私の体はどうやら解離性同一性障害という病気で、症状だと、言われても納得はいかない。ずっと、生きていたはずなのに、自分の顔に、体に違和感がある。学校生活の記憶がない。私の名前を呼ぶ声が少ない。彼氏はいたのに、その彼氏も私の名前ではなく、別の名前を呼んでいる。

名前を呼ぶ、それがどれだけ大切か、どれほど嬉しいか私は知ってる。だから、みんなの名前を覚えたいって思うよ。

基本人格、ここからは基本ちゃんって呼ぼうかな〜
基本ちゃんと私は、とっても似ている！らしい笑似ているけど似てない。まるで双子。性格は真逆！！

基本ちゃんは優しくて、真っ直ぐで、誰からも信頼されるすごい人。私もあんなふうになりたいってよく思う。でも、私には私の強みがある。

生きることをやめないこと。
好きなものがあること！
交代人格の誰よりも基本ちゃんに似ていること！

そう、似ていることを嫌だなんて思ったことないの。光栄だ、嬉しいと思う。その反面、たまに悲しいこともあるけれど、でも嬉しい。基本ちゃんは、誰よりもつよい。つよくてよわい。だからこそ、私たちがいるんだろうなって時々思うの。
でも私は弱さを隠すために生きるなんてしたくない！楽しみたい！全力で！！イマを生きたい。

可愛い服が着たい、美味しいものを食べて、好きなことして、好きな音楽をつけて、温泉とか行って、彼氏作って、結婚式挙げて、子供とか、、そういうの夢見たけど、でも、今は基本ちゃんが恋人をつくったから、私は自分の生きる時間を大切にしようって思うようになった。悲しいって思っていた時もあったよ？そりゃ、恋愛だってしたい！！でもそれ以上に嬉しかった。だからいーの！

もし基本ちゃんにくっつく日が来たとしても、私は私を誇れるように、基本ちゃんたちの記憶に私の笑顔が張り付くようにイマを生きる！それが私の目標！！

だって、イマがイマしかないのは誰だって同じでしょ？なら、楽しんだもん勝ちじゃん！！って思う！！

こんな感じかな？笑ノート書いてみたよー！！！
基本ちゃんも読んでくれたらいいな〜