#09 RAW現像ソフトについて。
こんにちは。今日も今日とて暑いですね。だがしかし食欲がなくなることはない。そろそろ健康診断なのでそれまでには少しだけ絞っておきたいわたしです。
さてさてなのですが、今回はこれから頑張っていきたいRAW現像のためのソフトについて少しだけお話させていただきたいと思います。ただ私はRAW現像ソフトのことをあまりよく知らないので、自分のための検証をみなさまに勝手に共有する、くらいの気持ちで投稿させていただきます。ご了承くださいませ。
01. Lightroom
02. CaptureOne
03. 比較
どちらのソフトも数値設定を一切していない初期設定の状態でJPEG書き出ししております。なので
Lightroom:シャープ 40
C1:シャープニング 160 ノイズ除去 各50
こちらの設定もそのままにしております。
04. 感じたこと
まず最初に感じたことはC1の方が肌色が綺麗に見えるということです。LrCは若干グレーっぽくなっている気がします。読み込んだ時の状態からこんなに違うんだなあとびっくりしました。どちらが良いかはその人の好みなのかなあと思いますが、私的にはC1の方が見たままの色にちょっと彩度が乗った感じがして好きです。LrCの方が黄色みは少ないですが、透明感のある色とはまた違うので、あくまで私の意見ですが不健康に見えるような気がします。
髪の毛などの細かい描写に関してはほぼ変わらないように見えますが、C1ではぼやけてほぼ見えない髪の毛が、LrCではちゃんと見えるので、LrCの方が繊細に表現されているとように感じました。が、ふとC1の方は初期設定でノイズ除去(ルミナンス・ディテール・カラー)が初期設定で50入っているのを思い出しました。この効果のせいなのでは?と思い、改めて全てのノイズ除去数値を0にして出力してみると、結果が変わりました。はっきりした描写が好みの方は、この数値を調整した方がいいかもしれません。
全体の色味に関しては各ソフトのプロファイル設定にもよるのかなとは思いますが、C1はしっとりとした深みのある色合いで、LrCはさっぱりとした軽めな色合いなのかなと思います。個人的には湿度を感じるしっとりとした写真が好きなので、C1の初期色の方が好みかもしれません。
05. プロファイル / カーブ を変更してみる。
【Lightroom】
【CaptureOne】
やはりプロファイル/カーブによって全然違いました。今まであまり気にしていませんでしたが、好みの写真をRAW現像するためには、この設定をしっかりとした方が効率よく調整できるのかもしれません。
ただやはりC1はしっとりとしていて、LrCはさっぱりしているという印象は変わらないように感じました。なんでそう感じるかは言語化できません。不思議。
06. プリセット/スタイルの有無
今までの検証結果から自分の好みの色合いに近いのはC1です。
ですがLrCには世界中で販売/配布されている魅力的なプリセットが多数存在しています。なによりもの強みだと思います。
私がまだ知らないだけなのかもしれませんが、C1のスタイル(プリセット)販売数はLrCより少ないように感じます。ですがC1のスタイル(プリセット)で面白いなと感じるのは、計算されて作られた各プリセットを混ぜ合わせることで色味を作る今までのプリセットとは異なるスタイルのプリセットが販売されている点です。
私もC1用のブレンド型現像システムを一つ購入させていただきました。使用感はブレンド調整自体は慣れるまで難しく感じますが、どのプリセットをこのぐらいの%入れると好みの調整になるとコツを掴んでからは、写真によって微調整が簡単にできるようになるので、今までのプリセットよりも自由度が高いなと思いました。
SNSにさくっと投稿したい!という時はFUJIFILMフィルムシミュレーションで撮って出しでもいいのですが、フィルムシミュレーションにはない色合いを出したい時はLrCのプリセットが大活躍します。露出とホワイトバランスを調節して、プリセットを当てて、完成。本当に簡単に素敵な写真が出来上がります。その点で考えると気軽にさくっと現像するにはLrCが良いのかなと思います。
じっくりRAW現像したい時はC1用のブレンドシステムを使うもよし、1から現像するもよし、LrCを使うもよし。その時にC1を使うかLrCを使うかは、各ソフトが得意とする現像の雰囲気があると思うので、どちらがイメージに近いかを考えて選ぶといいのかなと思いました。
どっちの方が優れていて、どっちの方が劣っているというのはないと思います。
ただその時の状況と、表現したい世界観で使用するソフトを選んだ方が効率的かつ上手く現像ができるのかもしれません。
【最後に。】
繰り返しになりますが私はまだRAW現像を始めたばかりの超初心者なので、この記事に書いたことはあくまでも私が感じたこと、になります。RAW現像に慣れている方は各ソフトの特徴や個性などを言語化できるのだと思いますが、私にはまだちんぷんかんぷんです。ただ分かることはどちらも素晴らしいソフトだという事です。
今のところですが、私のソフトの使い分けは
さくっと現像したい時:Lightroom
じっくり現像したい時:CaptureOne
になりそうです。
また今後は勉強のためにもLrCのプリセットをいっぱい手に入れたいと思います🎉(C1のスタイル販売も増えてくれたら嬉しいな。)
みなさまもよきRAW現像ライフを!