出会いサイトで6番目に会った男
2番と初めて会った直後くらいに喫茶店に行った人がいた。
時間がなかったのでお茶だけ飲んで帰ってきた。そのあと私は1週間くらいディズニーに出掛けていたので、なんとなくタイミングがずれて会わずじまいになっていた。
実際お茶した時は正直しっくりこなかったのですが、旅行から帰ってきてすぐ「おかえり!首長くして待ってた。今日ひま?」とメールが来て
またそれが絶妙なタイミングであったので「うん暇だから会おう」ということになった。(グイグイ来られるのに弱いのかもしれない…)
6番は最初食事に誘ってくれたのですが
もうこないだお茶したし、どんな人かはわかっていたので
ご飯食べるの嫌だし面倒くさいなぁ…という気持ちが強く「明日飲み会だからお酒はいいや…ご飯もダイエット中だからいらないんだよね」とメール。6番は困惑気味に「え?なにどういうこと?」と言うので「いやセックスしたいのかなぁって思ったから…」と返信。
しばし空白の時間があったのち
「そりゃしたいけどさぁ…ま、しよっか♪」と来る。
この返信だけでわたしは6番がとても善人だと感じてしまう。何となく受け答えがガツガツしてなくて品がいいのであった。
私はたとえセフレであっても、やはり一緒に食事しながら語りあったり、相手に興味を持って心を触れ合わせることが非常に重要である、ということが何となくわかってきたので
(若いときはこれをすっ飛ばしすぎて完全な便器にしかなりえなかったんだと思う)
食事に誘ってくれたのなら喜んで行きたいとは思うのですが、やはりそれはとても面倒くさくて、ただセックスだけがしたかったのです。
待ち合わせ場所まで迎えに来てもらい車に乗る。黒塗りの高級車で、しかも内装もゴッテゴテであった。ん…?とは思ったけど「なんかすっごい車だね。お金持ちなんだね」と言うと「え?全然違うよ」と笑う6番。
6番も異常に2番への関心を示し「その惚れてる男ってどんな人?どこがそんなにいいの?」と質問攻めに合う。
5番の話もして、「5番にセフレ3人作ったら丁度いいって言われたから探してる」と言うと
「5番はなかなかいいこと言うねえ。オレもセフレグループに入れてね。でもオレの話はしないでほしいな。分析されるのこわいから」と笑う6番。
「いや情報少なすぎて分析は無理でしょ。でも言わないから(嘘)どんな人か知りたいな。すっごく壁あってどんな人か全然みえない」と言うと
「オレは普通の優しいおやじだよ。君みたいなぽちゃぽちゃした人が大好きなんだよ」と言う。
ホテルに着くと、6番はお風呂を沸かしたりお茶を淹れてくれたり動きまくる。「え…なんですかそれ…別に自分でやるからいいですよ」と言うと「だって紳士的な人が好きって言ってたから…」と。
「いやほんとは悪い男が好きなんです」と言うと「悪い男ってどんなの?」私「なんかヒモみたいなやつが好きだったけど…でも歳取ったらやっぱ優しくて紳士的な人がいいなぁって。でもヒモが好きっていうのは根底にあって」
「そっかあ。いわゆるダメンズだね。オレはヒモタイプではないけど悪い男だから好きになってもらえるかもなぁ」
で、風呂入ろうということになり
6番は服を脱ぎながら「刺青入ってるけど大丈夫かなー?」と無邪気に言う…
みるとオシャレタトゥーではない、本職ちっくな刺青がでかでかと入っていた。
悪い男ってそういうことですか…
実際6番は非常に物腰の柔らかい紳士的な人であった。
でも何となくやっぱりそういう人とは関わりたくないという気持ちがあり、憂うつになる。
「大丈夫だけど、脱ぐ前に教えてほしかった…」と言うと6番は大笑いし、「だって嫌われるのこわくて言えなかった」と乙女ちっくに言う。
その後6番とセックスした。
私は多分同じ人と10回くらいしないと慣れないくらいセックスに関して人見知りなんだけど、とても相性がよく(というか6番にやたら技術がある)なんと3回も潮を吹くという異常事態が…
(普段は慣れた人でなければそういうことはない)
非常に淫乱のようですが、あまりにセックスが上手いので俄然6番に興味が湧き
「奥さんいるんだっけ?」「どこに住んでるの?」「どんだけ遊んでるの?」と質問攻めにし「なんか惚れそうだわ…」と言うと
「ちょ、ちょ、オレのことはいいの!君には惚れてる男がいるんでしょ!」と怯え出す6番。
「なんで男のひとって、好きとか言った途端冷たくなるんだろうね。こっちが冷たくしてるとヘコヘコしてるのにね…」と遠い目で言うと、6番は笑い「イヤイヤ、オレは受けとめますよ。でも君の好きな人には敵わないからなぁ。セフレでいいよ」と言った。
【6番のスペック 】
年齢:48歳
身長:170センチくらい
体重:63キロくらい
誰似:横山剣
性格:素を見せない。ノリが良く頭の回転はやい。穏やかで優しい。
ちんこ:やや大きめだけど萎えやすい
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