「好き」の前提条件を確認しておく

ツイッターでフォローしてる方が有難いお話を投稿してました。

要約すると
「イチゴが好きだという人に理由を尋ねたら、つまんで食べられるからと答えた。
甘いからとか可愛いからとかではなく、この人は【洗い物をしなくていいから】という理由でイチゴが好きだと言っている。
普段あたりまえに「◯◯が好き」というのは自分が思っているようなことではないかも知れない。
「好き」という言葉の前提条件を確認して初めて、コミュニケーションと言えると思う」
みたいな内容。

「好き」という言葉の前提条件を確認しないまま、自分独自の解釈をして失敗した…ということが、わたしにはあり過ぎるような気がしてる。

好き=条件なしの愛情

と、わたしは思考しがちなんですけど

相手的には
「セックスさせてくれるから好き」
「ご飯を作ってくれるから好き」

とかいう前提条件があるのかも知れないし

「浮気を許してくれるから好き」
「独占しようとしないから好き」

なのかも知れない。

私は前提条件がわかってしまうと萎えてしまう。そんなものは本当の「好き」ではない、と思ってしまう。

だけど「好き」が本当か嘘なのかという以前に、前提条件は必ずあったはずなのにそれを確認しないのが問題だった。

わたしがその前提条件を破ったのならば、相手の「好き」が終わるのは当然。

そして自分だけは条件付きの「好き」なんてないような気がしていたけど、それも実は幻想で

「無条件で私を好きでいてくれるから好き」

という大前提があったわけです。
どこが無条件の愛なんだよ…っていう。

「好き」が無条件で純粋なものである必要はない。ただ「好きの前提条件」を、お互いに確認しておくだけで、それが付き合う上でのトラブル回避となり、相手への誠意となる。

堂々とセフレ扱いをするヤリチンが、とても誠意のある人のように見える理由ってこれだわ…
前提条件を隠し、ありもしない幻想を抱かせる人が最も誠意がなく、悪質であるのだと思う。

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