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第2話【総資産252万円】 ハロウィンって、何歳まで許されるんですかね
昨日さ、仲良しの女の子がハロウィンイベントで仮装するって言うから、「見たいなぁ」って思っちゃって、気づいたら会いに行っちまってたんだよ。彼女はウサギの仮装しててさ、これがまた可愛いのなんの。で、ふとした瞬間に、その頭に付けてる耳を俺にポンッとつけてくれたりしてさ。おいおい、いいのか?アラサーの俺がウサギ耳つけちゃってさ。ハロウィンなんて「一夜の夢」的なアレだと思ってたけど、案外クセになっちまいそうだよな、これ。
俺なんてさ、ハロウィンなんぞは大人が「あわよくば…」と下心満載で仮装して練り歩くもんだと勝手に思ってたわけよ。でも彼女と一緒に遊んでたら、なんか「意外と楽しいかも?」って気分になってきてさ。最初はちょっと照れくさかったけど、気づけば「非日常」ってやつを楽しんじまってたわけだよね。なんつーか、こう…クセになるな。ハロウィンってこんな楽しみ方あったんだって、驚きだよ。
まあ、何が言いたいかっていうと、ハロウィンって、意外と悪くないもんだなってこと。次の年もまた、彼女と一緒に仮装して遊びたいもんだね。いや、もしかしたら毎年恒例になっちまうかもな。なんつって。ま、そこはご愛敬ってことで、どうかひとつヨロシク頼むよ!