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釧路川の土壁にやられ「沈」。舟の回収に時間を取られて今日はここまで。摩周大橋の下で濡れてしまった機材を少しでも乾かそうと人目もはばからずのありさまに。対岸からは狐の冷たい視線。橋の上からは視線を外そうとする視線。数時間後、頭上の声に顔を上げるとそこには小学生の女の子。

「こんにちわ!カヌーですか。頑張ってください!」

「ありがとう」体より先に心が復活した。

北海道は広い。人の心が広い。

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