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旅はやっぱり道づれ

友人と三人での仁淀川川下り。パックラフトとSUPを交えての二~三日。

出発地点を探しながら車を走らせ、水量・技量を考え結局たどり着いたのは、以前にも来たことのある河原。

出発地点は決まったが、今回は車一台での川行なのでここまで戻る方法を思案しなければならない。「徒歩」「ヒッチハイク」「タクシー」、地図を見ながらゴール地点と回送方法に頭を悩ませていると。たった一つ張ってあったテントの中から男性が出てきた。簡単な挨拶を交わすと男性が、「川下りですか?」と聞いてきた。事情を話すとなんとその男性も朝から川下りを考えていたらしい。だが水量を考えると一人では下る気になれづ中止を考えているという。「折角、九州からやってきたのに・・」完全に同行を求める光を瞳の奥に見逃さなかったのは、年の功かもしれない。

話し合いの結果、一緒に下ることに。

うれしそうな笑顔を見せてくれる男性に。「さあ、まずは君の車をゴール地点に置きに行こう」

男性は同行者を求め、私は回送車を求めていた。

結局、やりたいことが一緒ならお互いに足らずを補えあえる。

この日の川行も忘れられない一日になった。

男性は次の日から本州にわたり、いくつは登山をしてから九州に帰るという。素晴らしいよな~

S君。今も元気で遊んでるかな?また会いましょう。


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