中田のミクロなヒューマンエラー と マクロなブルーオーシャン戦略
中田が最強戦でチョンボをしたということで、一部炎上をしているらしい。匿名だからこそ中田を叩けるのであり、叩く奴らは麻雀の落ちこぼれという意見もあれば、ネット麻雀にチョンボはないため彼らは安全地帯にいるから叩けるのであり、奴らの正体はネトマ民だという意見もある。
どちらの意見も一言で言えば論理にやや飛躍があるといった感じだ。
匿名でもチョンボを擁護する者もたくさんいるし、麻雀をやらない見る雀の人口は麻雀全人口500万に対してその60%に相当する300万人いるとマーケティング調査でもわかっているが、この見る雀の300万人の中にも中田のチョンボを叩く者は一定数いる。叩く奴らは麻雀の落ちこぼれという意見にもどうしても一定のバイアス恣意性を感じてしまうのだ。
またネット麻雀を嗜む人にも一部は叩いているかもしれないが、大多数は叩くというよりも「大舞台で中田やっちまったな」程度の認識ではないだろうか。
いずれの中田を擁護する意見もファールチップで後ろに打球が飛んでいる感じがしなくもない。
要は女流のチョンボに対してここぞとばかりに叩く奴らの正体こそ、まさにabemaのコメランにも跋扈するガチ勢なのだ。ガチ勢とはどういう連中かは下記のnoteでも示している。
女流を叩くことによってストレス解消をする「麻雀通」を気取る一群が視聴者界隈には全体の数パーセントは生息しており、今回もチョンボについて騒いでいるということなのだろう。
ガチ勢はお気に召さないようだが・・・当noteの中田に対しては将来・Mリーガーになるという見解も一切変わっていない。
それからガチ勢でよく中田は乃木坂の2軍だとかのたまう者もいるが、下記のnoteにも書いたように、中田はたしかに長い間、アンダーと呼ばれる2軍にも長く在籍はしていたが、ダンスの上手さや学力テストで全体1位を取ったりと存在感を示し、乃木坂の代表曲でもあるインフルエンサーでは選抜メンバーに選ばれている。写真集は選抜メンバーでも特に選ばれし者しか出せないのだが、中田の写真集売り上げは十二分に平均部数をクリアしている。つまり乃木坂で1軍と呼ばれる人気のメンバーの中に入っても、中田は写真集の売り上げでも全く引けを取らなかったわけだ。
中田が乃木坂の2軍かと言われるとこれもまた少し違う。巨人に控えの選手で盗塁のスペシャリストで鈴木尚典がいたが、中田もちょうどあんな感じに近い。フロントで踊るような超人気メンバーではないものの明らかに他の選抜メンバーにはない武器をいくつか持っており、独特の存在感のある控えといった感じがぴったりのような気がする。
それを示すデータかどうかは定かではないが、最後に乃木坂の卒業メンバーで最も輝いているランキングを示しておく。
このグーグル調べでは乃木坂のピラミッドの頂点に存在した白石、西野を抑えて1位は中田とある。少なくとも乃木坂において現時点で中田を2軍扱いするガチ勢はモグリだと言っていいだろう。
この輝いているランキングで1位を獲得してしまう中田の戦略性について下記のnoteでは分析をし、Mリーガーにもなれる素養があると結論を下している。このランキング1位になってるのも偶然ではないことは下記のnoteを読んでもらえばある程度理解できるはずだ。
乃木坂が麻雀プロへ転向する。この競争相手がほぼいない領域へ入るブルーオーシャン戦略こそまさに中田の面目躍如であり、ランキング1位になった要因だろう。乃木坂と言えども女優になってはそこはレッドオーシャンであり競争は厳しいのだ。
今回のチョンボは単なるミスに過ぎないが、中田の大枠でのブルーオーシャン戦略は本人の思惑通り見事にはまっているのであり、Mリーガーになるという路線への大きな影響はないと見てもいいだろう。
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