BLOG|AUTUMN ビデオグラファー①|2024/10/12
はじめまして。
2024年10月よりビデオグラファーコースを受講する藤村ノゾミです。復習しながら、受講記を楽しく綴りたいと思います。簡単に自己紹介を。
見ての通りのバイク好き。雑誌を中心に東京でフォトグラファーとして活動してきましたが、3年ほど前に夫の起業で東京から岡山県備前市に移住しました。未経験のピッツェリアを夫の勢いだけで立ち上げたらあっという間に2年がたち、やっと少しづつ撮影も再開する中で時折問い合わせを頂く「映像撮影」の技術を上げたい、自信を持って「完パケ」するスキルを身につけたい。そんな思いと御縁が重なりBYNDに通うことを決めました。
ん?岡山から来てんの?
確かに交通費、滞在費、かかります。
でも決断できた一番の理由は短期集中型(私はオプション講座も含め計6回)である、ということ。これが3ヶ月、いや2ヶ月でも来られなかったと思います。 学校説明会の際、担当の大内さんが私の状況に寄り添ってくれ、「この授業ならオンラインでも受けられるかも」などと、なんとか実現出来るようにワンオフのカウンセリングをしてくれたことも大きな決め手でした。 移動時間を復習に充て、せっかく東京にいる滞在中は撮影や営業活動、行きたかった美術館にも行こう。マイルやオトクな切符を駆使して6回通い、投資と腹をくくり今後の血や肉にできるようにやってみよう、そんなポジティブな考えに至りました。 もちろんオンラインスクールや別のスクールも検討しましたが、BYNDが他の学校とは違うと思われる理由がいくつもありました。それはまた追々綴りますね。 ということで第1回目の授業のレポート、始めましょう。
第1回目
クラスメートの3人は既にモーショングラファーを受講した方ですっかり学校にも馴染んだ雰囲気。そして今回はオンラインで参加、次回より通学される方と私の計5人での受講です。こんなふうに職種も住んでる場所も(私以外に静岡三島から参加の方も!)年齢も違うのにクラスメートとして出会えるなんて嬉しい話。今期は少なめの人数のようで、濃密な授業になりそうです。
1限目は施設の使い方や自己紹介、動画制作とはなんぞやという熱めの講義、好き。
2限目からは早速プレミアプロの操作方法に突入。なんとなくやってたことをこうやって順序だてたらめちゃ視界良くなるやんと感激一入。答えのない世界だからこそ、現場で活躍するプロのワークフローを学べることは貴重です。
あっという間にお昼休みに。 BYND名物ロケ弁タイム。 もしも八丁堀に駅弁があったなら、というコンセプトで作られた「ぎん香」のとり丁弁当。お米も薪で炊いているそうでつやつや。冷えていても食べやすく、おかずもたくさん入っていて大満足でした。
食事をしながらも話すのは映画や映像の話。クラスメートの皆さんそれぞれの想いを知り、BYNDに通っている醍醐味を感じました。
3限目は編集作業のコツ、というには軽すぎる「アクションつなぎ」というテクニックに加え、ショートカットキーの使い方やワークフロー、そして4限目はカメラの使い方、最後に撮影実習。
か・け・ぬけた。。。
「授業」を受けるのはいつぶりでしょうか。。。 早速2限目から頭と身体がついていきません。4限目のカメラの使い方に関してはわかるので、しっかり説明を聞けて助かった、というのが正直な感想でした。これでカメラの使い方もわからなかったら、もう今日の授業の内容は溶けて出て行ってました。耳から。 でもわからない、出来ないで終わらないのがBYNDの頼もしいところ。授業はメイン講師のタスク先生だけでなく、TA(テクニカルアドバイザー)の文田さんと武井さんがいてくれます。
「わかりません!」といえばフォローしてくれるし、タスク先生がおっしゃった「すべてを理解する必要はない」という言葉にもかなり救われました。
こんなにたくさんの知識を1日で詰め込むのは、無理に決まっています。それを踏まえたうえで理解しようとすると、自ずとこれはわかる、これはわからないから後で調べよう、と自分のやりやすい勉強方法を選択できます。そのためのアーカイブ映像、そして授業内で説明できなかったことの追加動画まで用意してくれて、本当に助かります。
みんなスキルが違うので、それでイイんです。でも知りたいことあったら聞いてね、教えるよ!っという先生方の気概が、授業を自分なりのやり方で理解してみよう、という能動的な気持ちへ駆り立てます。
講師のタスク先生の発する言葉も素敵です。 今回の授業で一番心に響いた言葉は「考えないことを否とします」。
それはフォトグラファーとして私自身いつも自分に問うてることでした。「適当に撮ってないよね?」私が撮る時自分の中の写真の神様と毎回確認することです。これがいい、と思って撮る事しか大切なことはありません。
初日にこの言葉を聞いたからには、もう終わるまでやり切るしかない。今一度気が引き締まりました。
曲者ぞろいの講師陣、感性バリバリのクラスメート、負荷高めのチャレンジワーク(宿題)。実質1ヶ月の動画学校ですもの当然です。やるしかありません。門を叩いたのは自分ですから。なんだか文化祭前のような高揚感を感じています。次回もとっても楽しみです。(しかし今回の宿題テーマはNon comcept day。考えるべきか、考えざるべきか。考えた結果今回はなんとなく、でもちょっと心が動いた時にリラックスして撮ってみることにします。)
追記:通い出した後に仕事が3本入りました。自分が動けば空気も動いて誰かに届く。そうと信じて学びたいと思います。
(Writer:受講生・藤村ノゾミさん)