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気がつくと時間割引率が下がっていた
何か特別なことをやった記憶はありません。
確かに投資という意味では投資信託の積立はやりましたが。
現在思考から将来思考に変えた記憶は一切ありません。
やったこと言えば、勉強したことだけです。
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今私が時間割引率が高かった10年以上前の頃を思い出すと、まず前提にあるのが将来は楽しくないということです。
将来が楽しくないと思うから、今を楽しもうとする。
まだ子供が小さかった頃、無意識に感じていたのは、子供にかかる教育費の問題。
この問題を先送りにして、楽になりたかったのでしょうね。
そして、子供が大きくなるときっと相手にされないから、子供が小さいうちにしっかりと遊んでおこう、なんて考えていたのかもしれません。
10年後のために今できること、なんて一切考えませんでした。
常に手っ取り早いものばかり求めていたと思います。
10年前に勝間本に出会って、変わりたいと思ったのですが、その手段としてまず取り入れたのが、読書する習慣です。
そして読書する習慣が身についた後に自分に足りないと感じたのが、体系的な学習です。
当時、私は大学を出ていなかったので、体系的に何かを学ぶということをしたことがありませんでした。
もちろん時間割引率なんていう言葉も知りませんでしたし、それを目指しているという自覚もありませんでした。
大学に通いだした時の目標は、確かに子供に大学ぐらい出ておかないとダメだぞと言いたいがためのものでした。
しかし、学んでみて思ったことは、そんなことではなく、純粋に勉強が楽しかったということです。
社会人経験をしてからの学びは楽しいという意味がはっきりと分かりました。
何かの専門分野を極めたいという意識もありましたが、何を勉強しても楽しいのです。
今まで知らなかったことを知るだけで、こんなに楽しいものかと、本当に不思議に思いました。
少し大学の学びに飽きてきた頃、勝間塾に入りました。
昨年の3月のことです。
時間割引率という言葉の意味を深く理解したのはここからですが、カツマー歴10年を振り返ってみると、特に意識はしていないのですが、かなり時間割引率が下がってきていることに気づきました。
やはりこれは、読書や大学で学んでいたことが大きいのでしょうね。
投資信託の積立以外は、将来のための投資という感覚はほとんどないのですが、知識の習得というものは、今の欲求も満たすし、それが将来にわたり複利で効いてくるという一石二鳥の効果があるのですね。
勉強するだけで、特に苦労することなく時間割引率が下がる。
こんないい方法はありませんね。
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