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積立投資は海底の金塊なのか
将来の不安をお金に変える。
漠然とした不安が解消される。
積立投資は資本主義社会の不安を解消する手段なのですね。
時間割引率って何?
私は時間割引率の高い人間でした。
今の楽しみを最も重視していて、抱えている問題は先送りばかりしていました。
やっていることといえば、運動以外は酒やギャンブルなど典型的なものです。
子供が小学生の高学年になると、あまりだらしない親の姿を見せるのも恥ずかしくなってきました。
そろそろ理想の父親像を演出しないとなあと考えていたところ、たまたま上司に勧められた勝間本、そして子供の病気。
偶然が重なり、時間割引率の高い生活から脱却できたのでした。
ちょうど10年ぐらい前のことです。
お金を銀行に預けるなとの出会い
時間割引率という言葉は知りませんでしたが、お金についてはその後割と早く着手できました。
「お金は銀行に預けるな」のおかげです
もともとお金には執着も関心もあったので、面倒な口座の開設、天引きの仕組みなど、正直何の苦痛も感じませんでした。
ただ投資額は最初はものすごく少なかったです
確か3000円から始めました。
今では年収の2割を毎月入れているので、そう思うと進化したなと思います。
年収の2割入れていると言っても、月々を見ると赤字家計の月もあるので、若干の無理が伴っています。
どうしても子供の学費がかさむ時期に来ていますので、仕方のないことだと思っています。
何のための投資なのか
大学の学費は年額百数十万と一気に払うとダメージが大きいので、教育ローンで分割していますが、貯蓄で払えなくもないので、どっちにしようか毎回悩みます。
手持ちの預金が一気に百数十万も消えてなくなると不安になるのでローンにしているのですが、本当のことを言うと子供の教育のためにお金を貯めていたのに、なんで使えないんだろうと自問自答したりします。
教育ローンの金利は2%程度と低金利なので、投資信託と相殺してもプラスになるのでまあいいかなと思っていますが、貯めているお金が将来のリスクに対するヘッジだけと目的なると、一生おろせないお金になるんではないかという気がしてなりません。
ドルコスト平均法で貯めているお金は、沈んでいる場所が分かっている海底の金塊なのかもしれません。
引き上げて使おうと思えば使える、だけどとても労力がかかるからやらない。
でもその蓄えがあるから、日々自信を持って生活ができるのも確かです。
お金を心配を忘れるための投資
最近コロナの影響で株価が暴落しました。
それまでは、私は毎日毎日海底の金塊がどれぐらいあるか調べていました。
それが、どんどん海に流されて、どこかに行ってしまった訳です。
どこに流されたのかわかりもしないのに、どこに行ったのか調べるのです。
その時気づいたんです、この海のどこかにきっとあるから、必要になったらまた探せばいいのではないかと。
10年近くやっている積立投資。
やってみて思うことは、お金の不安が一気に解消されること。
この効果は本当絶大です
私が今やりたいことに一気に集中できるのも、このおかげだと思っています。
海底に沈めた金塊は、おそらく必要になることはなく、宝の地図だけを子供達に渡すことになるけど、変な保険に入るより絶対こっちの方がいいと思っています。
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