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庭づくりの変遷 #2020

前回の記事では、目隠しのためにフェンスと植栽を追加した経緯について綴りました。

この時は植栽が一気に増えたのでかなり満足していたのですが、次の年にはもう木を植えたくなっていたのです。

きっかけは、冬の庭。落葉樹を中心とした植栽にしてもらったので、冬になると一気に葉っぱがなくなり、なんとも寂しい庭になってしまったのです。

冬は寂しい・・・

葉っぱで隠れていたリビングの大窓も丸見えです。これはまた木を追加しなくては・・・!と思いました。

日本海側の冬は雪や曇天が続く厳しい季節です。春の緑が本当に待ち遠しくなります。庭があるとその思いがますます強くなります。

冬の庭を見て木を植えたくなるのは、庭好きには割とあるあるなのではないでしょうか?


また造園屋さんに連絡をとった


そんな訳で、まだ冬にも関わらず、前の年にお世話になった造園屋さんに以下のお願いをしました。

  • 常緑樹で、フェンスのない駐車場と庭の境界に目隠しを作ってほしい

  • リビング正面に、冬でも楽しめる樹肌の美しい落葉樹を植えてほしい

  • 庭の入り口とリビング窓の直線状に低木を植えてアイストップとしてほしい

  • 適当に灌木類や下草を植えて華やかにしてほしい

樹種は指定せず、お勧めのままにお任せしました。お願いしてから、こんなに木を植えたら流石に森みたいになって暗くて狭くなってしまうかも・・・とちょっと怖くなりましたが、それ以上に植栽が増えるのが楽しみで、春が来るのが余計に待ち遠しくなってしまいました。

昨年はフェンスを作ったのでかなり工期がかかりましたが(なんせ造園屋さんは個人経営で、全部一人でやっていた)、今回は1日で植栽が完了しました。

芝生を剥がして、樹木を植栽

植えたのは、目隠しの常緑としてアラカシ・アオキ・ヤマツツジ。そしてリビングの正面には、樹齢35年くらいの立派なナツツバキ(シャラ)です。確かにナツツバキは木肌が赤く艶やかで美しいです。リビングから間近に見れるのは最高の贅沢ですね。

造園屋さんは、これに加えてさらに株立で横幅のあるナツハゼを上の写真の石が置いてある付近に植えようとしていました・・・。いや、流石にこれ以上庭を狭くされたらまずい、と思いストップをかけました(臆病者・・・)。

完成した庭はこんな感じです。

2020年度の造園工事完了!

駐車場からリビングへの視線を遮るものがなかったのですが、アラカシでかなり緩和されました。庭の入り口の正面にナツツバキがきたので、良いアイストップになっています。下草はスゲ、ヤブランなどのグラス類やイカリソウ。シダは、好きなのでリクエストしました。植栽する際に土を盛って築山していますが、大きめの石で土留にしています。

土留の石

植えた直後は控えめでしたが、夏にはこんなに鬱蒼としました・・・暗い・・・

夏の庭

実は造園屋さんは上の写真の中心のツツジがある辺りに、さらに株立ちの3mくらいのナツハゼを植えようとしていました。かなり横に広がった木で、確実に通行の邪魔になりそうだたので、流石にストップをかけてしまいました(ビビり・・・)。
もし植えていたら、夏はさらに真っ暗な森になっていたと思います。

造園屋さんは畑から適当に自宅の畑の樹木を掘って持ってきて、その場で置いて樹種と植栽位置を決める、という感じでやっていました。私がストップをかけたので何本か持ち込んだ木が余っていましたが、「余った木は、もう一回畑に植えるんで大丈夫です」とか言っていましたが・・・造園屋さんって、みんなこんな感じなのでしょうか・・・?


こんな感じで庭がさらに狭くなってしまいましたが、不思議とむしろ広くなったと感じます。地面の面積はそもそも小さいけど、木があることで高さ方向への広がりに意識がいくので、庭が「立体的に」広くなったのです。

なので、全く後悔していません。むしろナツハゼもお願いすればよかったと思っています(笑)。


もう流石に木は植える余地ないな・・・と思いますよね?

まだ続きます・・・

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