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おねえさんスイッチ
おねえさんスイッチ いきますよ~
な なぁに?
に 人間ってね、
ぬ ぬばたまの わが黒髪に
ね 寝るまで付き合ってよ
の 残さず食べなよ
もしおねえさんスイッチがあるとすれば、「おとうさんスイッチ(おじいちゃんも可!)」の(おじいちゃんも可!)にあたる部分には何が入るのか、考えたことがある。
年上の余裕がある女、好きだ~という自分の中の欲望を弄びたくなったからだ。
いちばんおねえさんっぽさを出せるのは、ナ行かマ行か……とか悩んでみたかった。
元々おとうさんスイッチでは、おとうさんが仕事で忙しく家で時間を作れないだとか様々な事情に配慮し、おとうさんスイッチよりもおじいちゃんスイッチのほうがハードルが低い…という子どもたちも安心の仕様となっていた。
おかあさんスイッチがあればそこに(おばあちゃんも可!)がぽたりと当てはまることだろう。
ではおねえさんスイッチはどうか。
おねえさんスイッチ(おかあさんも可!)だろうか。
Aスイッチ(Bも可)が成り立つ条件を整理してみる。
・Aが不在の場合、その傀儡としての役割はBで補うことができる
・AよりもBのほうが操縦主と都合を合わせやすい場合もある
・一般的にはBはAの正当進化っぽさがある 役割として連続性がある
・AとBのあいだに、操縦主を介した信頼関係がある
・操縦主とBとのあいだに、(Bも可!)で応募したいと思える程度の信頼関係がある
こう考えてみると、おかあさんスイッチ(ちょっと歳が離れたおねえちゃんでも可!)な場面はあってもその逆はないのでは。
また、身も蓋もないことを言えばここでいう「おねえさん」は本当の姉ではない。「おねえさん」と呼びたくなるような属性のことである。
とすれば、おねえさんに求めているものが都合よく満たされそうにないとき、我々がとれる代替案は「人妻」「奥さん」とかそのへんではないだろうか。
おねえさんスイッチ(おくさんも可!)
悪くない響きだ。
「まあ最悪既婚者でもいいよ」に聞こえるのが本当によくない。
おねえさんスイッチは封印することにした。