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期限一週間の願い事 第5話 変わりゆく日常(全9話)【小説】

第5話 変わりゆく日常

「社長、おはようございます」

仕立てたばかりのスーツを身に着け、ミリアルに行くと、入り口で三人の男が頭を下げてきた。

「あ、おはようございます……」

斎賀は、どう対応していいか分からず、ぎこちなく挨拶を返した。
そして、気づいた。
この三人は、ミリアルの副社長、専務、常務だ。
何回か見たことはあったが、話をするのは初めてだった。

「歩いていらっしゃるなんて……明日から車を行かせますので。社長はいらないとおっしゃるでしょうけど、せめてそれぐらいは……」
 
「え……?
 ああ、そうですね……分かりました、じゃあ、明日からお願いします」
 
「承知しました」

斎賀は、3人の後について会社に入った。
受付では、女性二人が深々と頭を下げて、すれ違う社員が全員、おはようございますと言って頭を下げてくる。

(なんか……どうすればいいんだ、これ……社長って、どうやって振る舞ってたっけ……?)
 
戸惑いながらも、自信のない姿を見せるわけにはいかないと、できるだけ毅然とした雰囲気で歩いた。同時に、スーツを新しく仕立てておいてよかったと思った。社員として働いていたときに着ていた、シワのついたスーツでは格好がつかない。

「就任式の準備はできております。
 11時から就任式では、本社の社員は全員集まってもらい、社長のお言葉を聞くことになっております。
 ご承知のことかと存じますが、前社長の件で、社員たちはやる気を失いかけております。なんとか士気を上げていただき、まずは社員の気持ちを立て直していただきたい」
 
「スピーチをしろということですか……?」

「ええ、昨日お伝えしたかと……」

「あ、そうでしたね。
 すみません、ちょっとボーッとしていて……」
 
「大丈夫ですか?
 まさか体調でも……?」
 
「いや、少し緊張しているだけです……
 ところで……前社長の件というのは……いやその、ここのところ忙しかったもので、ちょっとこう、頭の中で情報が整理できてなくて……スピーチの前に、認識に相違がないか、確認しておきたくて……」
 
「承知しました。
 では簡潔に……
 前社長は、会社の機密情報を別の企業に流していました。それも、他国の政府と繋がりがある会社にです。しかもそうなった理由は、いわゆるハニートラップです。
 
 弱みを握られて……というだけなら、少しは同情の余地もありますが……それだけじゃなく、開き直ったように、情報提供料として金も受け取っていました。そのせいで、会社の信頼は地に落ちた状態なのです」
 
「……分かりました……つまり、健全な取引関係を構築し直し、世間からの信頼を取り戻す。それが、私とみなさんの使命、ということですね……」
 
「左様です。
 社員も、肩身が狭い思いをしております。
 我々経営陣への不信感もあります。
 社員たちは、今日の就任式に不安と期待、両方の思いを持っていると言えるでしょう」
 
「そうでしょうね……」

言いながら、自分が社員でもそう思うだろうと、斎賀は感じた。
そして、なんてことをしてくれたんだ、俺たちが懸命に働いている陰で、そんなことをしていたなんて許せないと思うだろう。しかし、社長である今の自分には、そんなことは言えない。不平不満を言うのではなく、どう立て直すかを伝えなければならない。

(どうする……いきなりこんな展開で……そもそも、社長なんて立場で話したことはないし、プレゼンだって、今までやったことがあるのは、数人の前でだけ……それが、いきなり数百人の前で、この状況で……どうすればいい……!)
 
「社長、大丈夫ですか?」

「……え? ああ、まあなんとか」

「しっかりしてください……
 あなたは、社内の派閥に属さず、前社長とのつながりもなく、部下からの信頼も厚い人物ということで、課長という立場から社長に大抜擢されたのです。私たち役員もサポートしますので……」

「……なんとかします……」

そうは言ったものの、自分が課長だったということも含めて、あまりにも自分が知っている状況と違い過ぎて、ついていけていなかった。いきなり社長と言われても、何をすればいいかも分からない。自分で願ったこととはいえ、こんなことは予想していなかった。

しかし、時間は無情に過ぎていく。
あと3分で、就任式は始まる。
そして司会の挨拶の後には、すぐに社長の話だ。
つまり、社員たちの前に立って話すまで、あと5分ほどしかない。

(どうする……どうする……)

ここ、本社ビルの2階にあるイベントホールには、すでに社員が詰めかけており、社長がどんな話をするのか、不安と期待をもって見守っている。

「では、斎賀社長、よろしくお願いします」

「……!」

突然名前を呼ばれて、斎賀はビクッとした。
もう逃げ場はない、やるしかない……

イベントホールの舞台の袖から、ゆっくりとした足取りで、しかし姿勢を正し、教卓のところまでくると、会場のほうを見た。同時に、社員たちが立ち上がり、お辞儀する。斎賀も、釣られるように挨拶をすると、座るように言ってから、水を一口飲んで口を開いた。

「このたび、社長に就任いたしました斎賀です。
 前社長のことでご迷惑をおかけして、申し訳ありません。

 みなさんの不安、役員たちへの不信は、よく理解しているつもりです。
 私がみなさんの立場なら、自分たちが一生懸命働いてるのに、おまえらはいったい何をやってるんだと、そう思うし、同僚とそういった話もするでしょう。だから、今会社の中で、役員に対する不平不満を耳にしたとしても、それはもっともなことだと思います。
 
 私も、課長という立場から急遽社長となり、正直、どんなふうに会社を立て直していこうか、どうすれば、みなさんの信頼を取り戻せるのか、まだはっきりとしたやり方が決められていません。

 だから、役員という立場、視点での立て直し方法を早急に取りまとめて実行すると同時に、みなさんにもお話を聞きたいと思っています。今、会社がどうなっているのか、現場では何が起こっているのか、自分の目で確認したい。
 
 私が直接、みなさんのところに赴きますので、ぜひ、現場の声を聞かせていただきたい。
 もちろん、業務優先でOKです。ちょっとした空き時間などで、お話を聞かせていただければと思います。お客様も社員のみなさんも幸せになれる……そんな会社にしていけるように、共にがんばりましょう」
 
台本などなかった。
うまいことを言わなければという思いも捨てた。
ただ、なんとかして会社を立て直すにはどうすればいいか、自分ならどうするか……それを必死に考え、その思いをそのまま言葉にした。

まだどうすればいいか何も決まっていないなど、本来は言うべきではないのかもしれない。しかし、取り繕ろおうとしたところで、うまくいくはずがない。加えて、立て直すためには、数字だけでは見えない、会社の全体を理解することが必要……

そんな思いを言葉にしたつもりだった。

「よろしくお願いします」

そう言って、頭を下げた。

顔を上げるのが怖い。
ブーイングでも起こったら? 答えられない質問をされたら?
だが、ゆっくりと顔を上げると同時に、拍手が巻き起こった。
そうしろと言ったわけでもないのに、全員が立ち上がり、拍手している。

自分が決して、うまく話せたとは思わない。
しかし、その思いだけは伝わった……斎賀はそう理解して、感謝の気持ちを込めて、再び頭を下げた。

だが、本当に大変なのはこれから……なんで社長になりたいなんて言ったのかと、昨日の自分を責めたい気持ちも少しあったが、こうなってしまった以上、やるしかない。

覚悟を決めると、斎賀は舞台の袖に戻った。

---

「これが……俺の家……」

内野は、門のような入り口をくぐると、思わず呟いた。

午前10時。
昨日地図で確認した住所に来ると、不動産の営業らしい男と、社長と思しき男の二人が待っており、内野を見つけると、深々と挨拶をした。そして鍵を渡され、何か問題があればすぐに連絡してくれと言ってから、帰っていった。どうやら、内野はこの家を、一括で購入したことになっているらしい。

3階建ての家は、全部で20の部屋があり、リビングも寝室も、一人では持て余すほどの広さだったが、内野は自分が思い描いた家に、笑顔が溢れた。

「こりゃあ快適だ。
 家具も……いいセンスしてるな、黒岩さん」
 
買い足す必要がないほど、家具も充実しており、今住んでいる家から荷物を持ってくれば、すぐにでもここで生活が始められる状態だった。

「金、車、家……
 これで、下地はできた。
 次は……」
 
内野はニヤリと笑うと、次の願いを頭に思い浮かべた。

これまで自分を馬鹿にしてきたやつらは、この家を見たらどう思うだろう。手のひらを返して、友達になろうとするだろうか。そうなったら、どう対応してやろう?

キングサイズのベッドを置いても、まだかなり余裕のある寝室で横になりながら、内野はそのときのことを想像した。奴らがこちらに気を使い、何とか取り入ろうとしてる姿……その状況で、圧倒的な主導権を握っている自分……

「くく……ざまぁみろ。
 今さらそんな態度したって遅いんだよ」
 
リアルに想像しすぎたせいか、言葉が漏れた。

「おっと、会社に電話しておかないとな。
 今日も休むって」
 
ベッドから起き上がり、会社に電話をする。
予想通りブツブツと言われたが、別にどうというものでもない。
むしろこれでいい。

電話を終えると、ニヤリと口元を歪ませてから、家の中を見て回るために、寝室を出た。


夜。

斎賀は、BARファータスにやってきた。
中に入ると、黒岩はすでにいて、カウンターでマスターと何やら話している。

「こんばんは、黒岩さん」

「おや、斎賀さん、こんばんは。
 何やら、お疲れのようだね」
 
「ええ、ちょっと……
 社長になったのはいいけど、会社を立て直すってところからスタートで、とにかく必死です……(笑
 以前のように、自分の仕事をただひたすらやるだけではダメですし……」
 
「そうだね。
 社長は、社員より高い位置で、いろいろなことを見て、判断し、ときには残酷な決断もしなければならない。自分の判断で会社の命運が分かれるから、責任も大きい」
 
「……そんなにプレッシャーかけないでください……ただでさえ、不安でしかたないのに……」
 
「ハハ、これは失礼した。
 じゃあ今日の願いを叶える前に、彼の……内野さんの状況を教えよう」
 
「あ、はい……
 マスター、何かウィスキーを……ロックで……」
 
「内野さんは、家を手に入れたよ。
 着々と自分の生活の下地を整えてる感じだね。環境を整えていると言ってもいいかもしれない」
 
「環境……なるほど……
 確かに、生活を快適にするのは重要ですね」

「さて、斎賀さんの今日の願いは?」

「えっと……家か……そうか……どうしよう、そっちもいいな……いやでも、それは明日にするか……」
 
「迷っているようだね」

「ええ。
 実は、新しい家がほしいなって思ってたんですが、それよりも先にほしいものがあって……でも、今の話を聞いてなら、迷ってしまって……」
 
「なるほど」

「あの、どっちがいいと思います?
 今日叶えてもらおうと思ってたのは……」
 
「すまないが、それには答えられない」

「え?」

「どんな願いを、どんな順番で叶えるかは、自分で決めることだ。
 私は、人生設計の相談に乗ることはできない。私がすることはあくまでも、君たちの願いを叶えること。それによって人生をどうしていくかまで含めて、私は見せてほしいと思っているんだよ」
 
「そうですか、なるほど……」

「今日の願いを、明日に持ち越すとか、そういうことは……」

「それはできない。
 もし今日叶えないなら、今日の分は権利放棄ということで、明日はまた、明日の分を叶えるということになる」
 
「……分かりました。
 じゃあ……最愛のパートナーがほしいです」
 
「恋人がほしい、ということかな?」

「そうです」

「ふむ、しかし、それは叶えられないな」

「え……? なぜです……?」

「君が望む、理想の女性と出会えるようにすることはできる。しかし、その女性がお互いにとって最愛になるかどうかは、君と彼女次第だからね」
 
「最初から、俺を好きでいてくれる女性と出会うことは……?」

「……それはできなくはない。
 しかし、君がその女性と合わなかったから? 相手が好いてくれていても、君も好きになるかどうかは分からない。結局、両想いの仲を作り出せるかどうかは、君次第ということになる」
 
「……なるほど」

「ではどうする?」

「……じゃあ、理想の女性と出会いたいです」

「分かった。
 それなら叶えられる。
 理想の女性がどんな人か教えてくれ」
 
「俺にとって理想の女性は……」

黒岩は、ポケットから手帳を出すと、斎賀の話を聞きながらペンで絵を描いていった。その絵は驚くほどうまく、部分的に描き直しはしたものの、外見は斎賀の理想どおりと言えた。

「よし……
 では叶えよう。
 出会いは、今日の帰りか、明日か……そこは私にも分からないが、少なくとも明日には、何かしらの形で出会えるはずだ」
 
「ありがとうございます……!」

「ではまた明日だな。
 そろそろ内野さんが来るころだ」
 
「分かりました。
 じゃあまた明日、同じぐらいの時間に来ます」
 
「ああ」

斎賀は席を立つと、黒岩に礼を言って店を出た。

(絵では見せてもらったけど、実際はどんな女性なんだろう……)

今日か明日、理想の女性に出会える。
そう思うと、嫌でもテンションは上がった。

「……?」

出会いを期待して歩いていると、内野の姿が見えた。
その隣には、女性がいる。
内野の恋人だろうかと、一瞬思ったが、女性のほうは俯き、身を守るように体を縮めている。

「ちょっと飲みに行くだけ。
 全部奢るからさ」
 
どうやら、内野がナンパしているらしい。
女性のほうにその気はなく、離れようとしているが、道を塞がれるような形になって、困っているらしい。

「……」

斎賀は、内野が苦手だった。
自信満々の雰囲気で、おそらくよく喋る。
そして、相手のことなど気にせずに、強引に飲みに誘ったり、イベントに誘ったりして、それを良いことだと思いこんでいる。一度会っただけだが、そんな印象を持っていた。

先週までの自分なら、何もできなかっただろう。
しかし今は、それなりに金もあり、社長という肩書きもある。だからといって、心臓がドキドキしないわけではなかったが、今自分が見ているものを見過ごすのは嫌だった。

「内野さん、黒岩さんが待ってますよ」

斎賀は、内野に近づくと言った。

「……斎賀さん……しかし今……」
 
「時間に遅れるのはマズイんじゃないですか?」

「……ちっ……」

内野は、苛立ちを隠さずに舌打ちすると、黒岩のいる店のほうに歩いていった。

「大丈夫ですか?」

「ありがとうございます……助かりました……」

斎賀は、顔を上げた女性に、一瞬釘付けになった。
それは、先程黒岩が絵に描いた女性、その人だった。

「いえ……その……何もなくて良かったです。
 あ、俺は、斎賀と言います。
 彼にナンパでもされてたんですか?」
 
「そうですね。
 歩いてたら、急に声をかけてきて……無視しようとしたんですけど、しつこくて……だから、助かりました……」
 
「いえ……」

「あの……すみません。
 助けていただいて申し訳ないんですけど、ちょっと急いでますので、失礼します……」
 
「え……あ……」

女性は、斎賀に頭を下げると、早足で歩いていってしまった。

「あの人じゃないのか……でも、黒岩さんの絵にそっくりだったけど……」
 
追いかけようかとも思ったが、それで無理やり話しかければ、やっていることは内野と変わらなくなってしまう。
心にポッカリと穴が空いたような気持ちになったが、そのまま駅まで歩き、その日は電車で家に帰った。

「こんばんは」

内野が店に入っていくと、席に座る前に黒岩が言った。

「どうも、黒岩さん」

「何かあったのかな?」

「え……?」

「顔に書いてあるよ。
 俺は今機嫌が悪い、と」
 
「……すみません……」

「雑談代わりに話を聞こうか?」

「いえ……けっこうです」

「そうか。
 じゃあ、いつもどおり話をしよう。
 斎賀さんだが、パートナーとの出会いを選択したよ。理想の女性と出会う、というものだね。今日出会えるとは限らないが」
 
「理想の女性……?
 ……なるほど、もしかしたらさっきのが……」
 
「どうかしたのかな?」

「いえ……」

「それで、内野さんは今日はどんな願いを?」

「社長にしてください」

「ほう、君も社長を希望するんだね」

「君も?」

「斎賀さんも、今日の願いの前に、社長になることを選んだ。
 まだ一日目だが、何とかうまくやったようだよ」
 
「……そうですか」

「内野さんは、どこの会社の社長になりたいのかな?」

「俺が今所属してる会社……南システムエンジニアリング株式会社です」

「なるほど。
 分かった」
 
黒岩はいつもどおり、黙って何かを始めた。
1分ほど待っていると、内野のほうを見て、口を開いた。

「明日、会社に行ってみるといい。
 どういう経緯でそうなるかは、私にも分からないが、君は社長になる」
 
「ハハ……
 経緯なんて、どうでもいいですよ。
 社長になれさえすれば、今まで却下されてきたことも通せるし、そうすれば、会社をもっと大きくできます」
 
「なるほど、自信ありということだね」

「当然です。
 斎賀さんの会社にだって負けません」
 
「彼の会社は、君のところと競合になる業種ではないが」

「売上や会社の規模でってことです。
 業種は違っても、ライバルはいたほうがいい」
 
「ライバルだと思っているんだね」

「一方的にですけどね、たぶん。
 しかし彼は、俺と同じように、黒岩さんに世話になっている身ですから。嫌でも意識はしてしまいますね」
 
「そういうものかもしれないね」

「じゃあ俺は帰ります。
 明日に向けて、いろいろと準備しておきたいので」
 
「そうか。
 私はもう少し飲んでいく。
 明日はまた、同じぐらいの時間に」
 
「分かりました。
 では、失礼します。
 また明日」
 
内野は黒岩に礼を言ってから、これから何か約束でもあるかのように、店を出ていった。

「……マスター、同じのを」

グラスが空になると、黒岩は言った。

内野が言ったライバルの話は、おそらく斎賀のほうも、気にはなっているだろう。内野をライバルとして意識しているかどうかはともかく、同じように願いを叶えて、日々の生活が変化していることに加えて、相手が何をしているのかも見えている。

そうなれば、嫌でも意識してしまうだろう。
そして場合によっては、負けたくないという気持ちも生まれる。
まさに、今の内野のように。

斎賀を負かしたところで、内野にはメリットはない。自己満足でしかないが、ある種の人たちにとっては、それでも構わないのだ。

「興味深い……」

黒岩は、新しい酒を一口飲んでから、呟いた。

明日、彼らはどんな願いを言うのだろう。
そして、どんな変化に直面するのだろう。

そんなことを想像しながら、黒岩は一人の夜を楽しんだ。

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第6話に続く

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第1話

みなさんに元気や癒やし、学びやある問題に対して考えるキッカケを提供し、みなさんの毎日が今よりもっと良くなるように、ジャンル問わず、従来の形に囚われず、物語を紡いでいきます。 一緒に、前に進みましょう。