怒涛のSwitzerland
10/21-10/26の五日間をスイスとイタリアで過ごしました。
まずはスイスについて書こうかなと思います。
乗り遅れからの大逆転
大学の親友と2カ国旅行したのですが、私はフィンランド、友人H(以下:H)は
フランスから合流という国境を股にかけた大旅行でした。
しかも、Hはフランスでできた友人とオランダ・ベルギーを旅した後の合流という
そもそもがイレギュラーなスケジュール。だけどこれまでなんだかんだ乗り越えてきた私たちに怖いもんなし。(←重要)
トラブルその1:Hのオランダからの飛行機が遅延
チューリッヒに向かうための列車が17:42発で予定では
ジュネーブ駅で16:30頃に落ち合えるはずでしたが、まさかの飛行機
1時間の遅延。LINE越しでも伝わってくるお互いの緊張感。
しかし降りてすぐは互いを見つけられませんでした。見つけたと同時にHの名前を
思いっきり叫んだのですが、完全にドラマの再会シーン。
涼しいはずでしたが汗まみれで、ホームへ走りました。
結果 間に合わず
たまたま次の電車がそんなに間隔を空けずにきてくれたのでラッキーという感じで
チューリッヒへと向かいました。3時間の電車でしたが2ヶ月分ほど貯めていた話をひたすら話しているとあっという間に目的地へ。持つべきものは親友ですね。
愛の不時着
翌日に画像にある通り「愛の不時着」舞台インターラーケンへ足を運びました。
絵に描いたようなターコイズの水。アルプスの湧き水みたいですが、水が水らしい色をしていてなんだか不思議な気分でした。
インターラーケンにあるカフェでお茶をしていたのですが、
ハエにより約1時間で退店。
リジョンヒョク氏がピアノを弾いていた桟橋へ行くには5ユーロ(確か)
払って柵を越えなくてはいけなかったので、柵の外から短い手を
必死に伸ばして撮影。ヨーロッパの方はほとんどおらずアジアの方々がその場所を占めていました。
まあそりゃそうかという感じではあるのですが。
空を見上げるとたくさんの人がパラグライダーをしてました。
あのまま遠くへ飛んでいってしまいたい、私ならそう思うだろうなと物思いに耽りながら見上げてたのですが、一緒に飛ぶスタッフごと不時着してもドラマ始まらないなあと一気に冷めちゃいました。
結局どうだったの?って話
スイスという国にとてつもなく憧れていた私は実際その地に降り立つことで
冷静に社会を見つめ直すことができました。
建造物や人々のやさしさには感涙でしたが、その分治安があまり良くない地域も
目立つのでまだまだ課題は多く残っているのだなとヒシヒシ。
ジュネーブは特にその雰囲気が強くあり、昼間だったので気づかずに通ったけれど
大麻が横行しているストリートだったそう。呑気にスマホ掲げて写真撮ってました。
かつて憧れていた国連職員という夢。
JKが大口を叩いた、世界を変えるという野望。
今ではそれがわからなくなってしまっていること。
遠くの空にそびえ立つアルプスの山々を見ていろんなことを考えて思い出して
少し鼻の奥がツンとして。
私の中にあるどうしようもない将来に対する不安とわがままと信念は
いつも私を縛り付けるけど、正しい道を示そうとしてくれます。
山に決まった登山ルートがあるように、いい意味できっと人生という山にも
ルートが存在するはずです。無論、自分で切り開かないといけないのだけれど。
スイスの景色が私の人生を変えてしまうことはなかったけれど、
私の中の何かは確実に変わりつつあるということを教えてくれました。
ではまた、MoiMoi