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⑭東京から知床まで カブで行く10日間のバイク一人旅【7日目パート2】

皆さんこんにちは♪minneやcreemaでハンドメイド作品を販売しているRE:(アールイー)です。https://vir.jp/by_re
今回は旅7日目パート2です。前回は網走監獄の博物館を見学し、お昼に海鮮丼を食べて今日の目的地の「みどり工房しゃり そよかぜキャンプ場」へ向かいます。

□この日記は道中に見えた風景やその時の心情を記載したものです。おすすめの観光スポットをご紹介する日記ではなく、臆病者な私が意を決して旅をした道中記です。読んで頂いた方の何かのきっかけになれば幸いです。

・それぞれの旅の仕方
斜里郡斜里町「みどり工房しゃり そよかぜキャンプ場」 午後2時頃
芝生がとてもキレイな場所でした。管理棟へ行きましたが誰もいません。貼り紙に芝刈り中と記載。なるほど、芝が綺麗なのは手入れされているからの様です。
パークゴルフやバーベキューを楽しめる施設もあり、私が到着した際には賑わっていました。
少し待っていると、向こうから管理人の方がやってきました。70歳くらいのお爺さんでした。受付しながら話をすると、とても気さくな方でした。東京から来た事を伝えると今日キャンプしている人に東京から自転車で来ているお爺さんがいるとの事。残念ながらその方とお話することは出来ませんでしたが、自転車で来る人がいる事にとても驚きました。
どの様なルートでここまで来たのかは分かりませんが、普段から自転車に乗ってトレーニングしていないとこんな事は出来ないと思います。
私はバイク。お爺さんは自転車。皆さんそれぞれのスタイルでそれぞれの旅があるのだなと感じました。

・ちょっとした会話
管理人の方もそうですが、北海道は親切な人が多い印象です。これまでの北海道の道中、コンビニで休憩していると「どこから来たの?」と何度か声をかけて頂いていました。こう言ったちょっとした出会いも旅ならではの出来事ですね。そのちょっとした会話がとても嬉しい事だったりもします。
管理人の方と会話した後、キャンプサイトへ移動してテントの設営を始めます。今のところキャンプしているのは他に5組ほど。昨日とは違い、程よい距離感です。
サッと設営しお風呂と洗濯に行く準備をします。

・リフレッシュ
お風呂はここから10分ほど走った「斜里 グリーン温泉」です。管理人の方にも聞きましたがここは日帰り温泉ができる宿屋です。
雨が降っていなくて良かったと思いながらバイクを走らせ約10分。外観は昭和の雰囲気そのものと言った感じです。地元の常連さんの憩いの場なのでしょう。
受付でお金を支払い脱衣所へ入っても外観と同じく昔のままでした。ロッカーなどはなく木の棚に荷物を入れるスタイルです。テレビから流れる映像以外、最新と言える物は何もありません。いつからか時が止まった空間という感じです。そういう意味ではタイムスリップする事は容易なのだと思いました。
しばらく温泉に浸かってのんびりしました。久しぶりのお風呂に身もスッキリ、気持ちもリフレッシュしました。
コンビニで夜ご飯(今日も中華スープ付き焼きそば)を買いコインランドリーへ。私は今までコインランドリーを使った事がなかったため、事前に調べていました。新しい機械だと洗剤は自動で投入されるみたいで、洗濯物だけ持っていけば良い事は把握していました。コインランドリーも設備が新しめの所へ向かいます。
コインランドリー内に入ると50代くらいの男性( Aさん)と30代くらいの男性(Bさん)がいました。二人は知り合いの様です。そんな事を思いながら洗濯機に衣類を入れてお札を入れようとすると、100円玉しか使えない事に気づきました。隣にあった両替機に千円札を入れたら、その両替機に洗剤も一緒に販売していました。ここの洗濯機は洗剤も買わないといけないのか?と、良く分からなくなってしまったので、50代男性の方に尋ねてみると「買わなくても大丈夫みたいですよ」と、彼もよく分かっていないみたいな感じで答えてくれました。地元の人ではないのかなと思い、この流れで少しお話をさせてもらいました。 Aさんは登山が趣味で今日羅臼岳に登ってきた事、そこでBさんと知り合った事、 2人も関東の方で北海道へ登山しに来ている事、そんな話をいろいろ聞きました。羅臼岳は高尾山の様な初心者向きではないとも話していました。関東の聞き覚えのある山の名前を聞いて、なんだか安心した感じを覚えています。関東という大きな括りではあるけれど、北海道の端っこの、この場所からすると同郷という感じがあったんだと思います。
お二人を勝手に身近な存在の様に感じながら、コインランドリーでこんな風に会話できると思っていなかったのでとても楽しい時間でした。お二人は先に出て行ってしまいましたが、90分ほどかかる洗濯も気付けば終了していました。
この先、会う事はないとは思いますが、その時だけの出会いというのもとても良いものです。

・明日の行程
午後5時30分過ぎ、キャンプ場へ戻ってきました。バーベキューなどしていたお客さんはすでに帰っておりキャンプしていた人達のみでとても静かになっていました。
ご飯を食べながら明日の行程を考えていました。
1.知床自然センターに向かってフレペの滝まで歩いて見に行く。
2.移動して知床五湖に行く。
3.知床峠に行く。(当初の、知床に行く=知床峠に行くでした)
大まかにそう決めて、その後の予定はその時の状況を見て判断しようと思いました。
雨が降るかもしれないという天気予報に少し不安を持ちながらも、知床への思いを胸に、今日も早めに眠りに付きました。
明日、いよいよ知床へ向かいます。

キャンプ場の風景




旅7日目パート2はここまでです。明日はいよいよ旅の目的地、知床へ向かいます。
最後までご覧いただきありがとうございました!次回もお楽しみに。

2023年8月25日 記 RE:(アールイー)

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