響くパンチライン
溶けるマイスリー。
おはようございます。
今日のお話はパンチラインについて。
主に最近聴いている曲のここがすごい!みたいな記事になると思う。
それではいってみよー。
・「質問箱の答えは何%が本音?」
ひがしやしきさんの『今夜、すべてのyouTubeliveで』より。
Vtuber引退しがちだけど悲しんでばっかいんじゃねーぞみたいな曲。
随所に刺さるものがあるが、なんと言ってもここだろう。
Vtuberのマシュマロだとか質問箱だとかに真実なんてものはない。
あるのはショーウィンドウに飾られた虚飾と、事実をねじ曲げたお気持ちだけだ。
・「ちっちゃな頃から変わり者のフリをしてる ひねくれちゃっている」
もちうつねさんの『おくすり飲んで寝よう』より。
もちうつ節がバッチリ決まった素晴らしい歌詞。
メンのヘラい皆さま、もちうつねさんを聴いてください。
聴く人によってはかなりグサッとくるだろうし、実際ボクも相当喰らった。音楽で自傷行為をしている。
そういうところもひねくれちゃっているんだな。変わり者のフリをしてこんなことを言っているんだな。
・「星の一個分暗くなった空がぼくたちをどこだって探し照らす」
桃寝ちのいさんの『星盗』より。
この曲の大まかなストーリーは、死にゆく君を生きながらえさせるため星をひとつ盗んで心臓と取り替え、ひきかえに空に追われる……みたいなもの。
星がひとつ無くなったところで空は変わらない。しかしそうではない。確かに、この罪の爪痕は残っているのだ。それを示すように、確かに空は暗くなっている。
ロマンティックでメンヘルな世界観が素晴らしい。
・君を変えるのは_________
ちゃらんぽらん隊の『魔法なんかじゃない』をMZMがカバーしたもの。
テーマは卒業。Vとしての活動を卒業する友達に贈る言葉である。
とにかくポジティブな別れの歌。ビデオレターのようなものかもしれない。
ラップアレンジが好きなので無限に聴ける。すごい。
君を変えるものは?
もちろん、_________。
・「「そこへ行こう」と思いふける 白紙の地図さえも持たずに」
いよわさんの『一千光年』より。
手ぶらの状態を「白紙の地図さえも持たない」と表現できるのはこの人くらいなんじゃないか。
いよわさんの歌詞にはいつもはっとさせられる。
同氏はきゅうくらりんでメガヒットを叩き出したり、あだぽしゃ、アプリコットといった曲がかなりウケているが、オーバー!だとかさよならジャックポット、そしてこの曲のような明るい曲も魅力に溢れていると思う。
表現力の鬼。
・「そこにある ただ そこにある 私は月」
Guianoさんの『月』より。
ボク個人として月というものを特別に思っているのだが、この曲には月というものに対しての心を感じる。
月ってのはな……。
全体の歌詞としてまとまり、一貫性があって気持ちがいい。
繰り返しの表現とそれを飽きさせない構成が素晴らしく、評価できる。
・「僕らがみてるもの はじかれた光のあまりでしょ あの子は何をはじいたの そしてどうして輝いているの」
てれかすさんの『さんかく』より。
自分のことだけが嫌いで、大好きな誰かが愛おしくて、でもさよならしないといけなくて。
一人分のひだまり。誰かの居場所。一人きりしかいられない所はいくつもある。そこにいる誰かが輝いているのも、他の誰かをはじいたから?
先の話題に戻ってしまうが、月が輝けるのは太陽のおかげだ。自分では光を発せない儚い星。一人では存在できなかった月を、いつだって思い出す。
いじょ。
サポートをよくわかっていませんが、このサイトでは日記やポエムのような文章を描き散らそうと思っています。