
【CL2025福岡10-5 190位・シティS3 best4】新環境・タケルライコの考察とプレイング
1.はじめに
みなさんお疲れ様です、ぼーず(@by_bose)です。
普段は大阪でポケカをしています。
前回のnoteと重複する部分もありますが、自己紹介を兼ねて公式大会の主な実績を掲載しておこうと思います。
(書いておいた方が良いという意見が多かったため、悪しからず、)
◎公式大会 主な実績
※公式大会参加 2021〜
【WCS】
・WCS2023 YOKOHAMA 出場
(CSP280pt 35位)
【CL】 (完走以上を記載)
・CL2022福岡 7-2 70位
・CL2024札幌 day1 7-2 day2 2-3 / 9-5 124位
・CL2025東京 7連勝チャレンジ 7-0 優先権
・CL2025大阪 day1 5-2 day2 6-2 / 11-4 140位
・CL2025福岡 day1 6-1 day2 4-4 / 10-5 190位
↑今回のnote
【シティリーグ】 (柵越え以上を記載)
優勝×2 best4×4 best8×2 best16×1
↑今回のnote
さて、ここからが本題ですが、
タイトルの通り「タケルライコ」を使用し、直近のシティリーグS3でbest4、CL2025福岡でday1 6-1突破、day2 4-4、合計10-5 190位の成績を残すことができました。
またもJCS権利に届かず悔しい気持ちはありますが、宮城の権利を獲得できたことや難易度の高いレギュ落ち後の新環境で一定の結果を残すことが出来たため、備忘録も兼ねてnoteを残そうと思います!

CL直近までは環境Tier1と言われていたライコですが、強力すぎるライバル“ドラパルトex”の存在やCLではピッピポン(テラスタルバレット)に活躍の場をもっていかれたり、パワーの割には地味な活躍だった印象です。
それでもデッキ自体のパワーは他と比にならないほど高いことは間違いないので、ぜひ最後まで読んで頂ければと思います。
また構築は調整の末に良いものが出来たと考えているので構築方法や思考法を主として記載していきたいと思います。
これまでのnoteもそうでしたが、
初心者の方にも分かり易い内容を心がけているので、上級者の方は退屈な部分も多いかもしれません。。
記載内容はあくまで個人の意見なので腑に落ちない点などはご容赦ください…
そんなこと考えている人もいるのか程度に、、温かい目で、、
最後まで読んでもらえたら嬉しいです!
2.環境考察・デッキ選択の経緯
⓪環境考察
環境の変化について、まず1番大きい部分は「レギュレーション変更」でした。
バトルパートナーズの発売後、環境は荒れに荒れて様々なデッキが活躍する雑多な環境になった印象です。
(新弾が買えなさすぎたことも実は大きな問題と思っていて、少なからず初期の環境に影響を与えていたと思っています。。)

改めて、、
序盤練習するにあたり、見ていた環境は概ね下記の画像となります。

他デッキの追随を許さないレベルで抜けた完成度を誇る「ドラパルト」「タケルライコ」を頂点として、対策を怠ると即負けする「ミロカロス」や発売当初は評価の低かった「Nのゾロアーク」も環境初期にリストをまとめた方々の活躍で暴れていた印象です。
それらのデッキにどう立ち振舞うかをまずは検討の中心としていました。
また構築面で全デッキの課題として、Fレギュを失った穴をどう埋めていくかがカギとなっていました。
ネオラント、ゲッコウガ等の優秀すぎるエンジンを失った痛手は大きすぎました。

◯練習スケジュール
下画像がバトルパートナーズ発売からCLまでのスケジュールとなります。
ここでは考察の経過を「練習期間①の考察・実戦、シティS3、練習期間②」の4段階に分けて記載していこうと思います。

①.練習期間① 〜考察〜
まず、様々なデッキを作成しざっくり回してみたところ、1つ衝撃を受けた点があります。
「あまりにも事故試合が多すぎる」
これまで再現度に拘りを持ってデッキ作成をしてきた視点で見ると、デッキになっていない山が多すぎました。
これではまともにデッキ選択ができないと感じたので、まず選択の軸をきちんと定めることとしました。
新環境で、安定した強い動きが出来る山を組めたプレイヤーが勝つことは明白だったので、下記の3軸を追い求めることとしました。
【デッキ選択の3軸】
1.事故を舐めないこと。
→スピンロトム+ヨルノズク+イキリンコ等、長期に戦い抜く上での下振れを可能な限り無くしたいという意識。
2.序盤から終盤まで隙がないこと。
→ゲームの最初から最後まで強い圧力を与えていくことが出来る組み方が可能であること。
例)序盤はスボミー、終盤はボム+ドラパルト等
相手の動きに出力を合わせられればなお良い。
(相手の上振れに構築が耐えられず、‘悲劇のヒロイン“になることは可能な限り避けたい。)
3.対応力のあるデッキであること。
→相手視点で動きの全てが見透かされるような山は避けたいこと。
構築単位で詰みデッキに抗う枠を割けること。
etc..
例) 絶対スボミーされると分かっている状況でのグッズロックはそれほど効かないが、予測していないスボミーは絶対に効く等。
この時点で、上記を満たす山では「タケルライコ」が最適解だと判断しました。
(正直、デッキパワーで見るとドラパとライコが抜けすぎていると練習段階で感じました。)
環境初期では、雑多なデッキとのマッチも考慮し“強いデッキを強く使う”ことが最も勝利に近いと考えており、自分のデッキ選択もそうありたいという気持ちが大きかった面もあります。
練習段階で圧倒的勝率を出していたことも後押しとなり、今回はライコと心中する決意をしました。

②.練習期間① 〜実戦〜
ライコで行こうと決めた矢先、“大きすぎる問題”が発生しました。
◯圧倒的な超新星「オーダイル」の誕生

稀にいるんですよね。
「出来たら強いよね〜」っていう机上の理論を再現度の高い60枚に完成させてしまう天才が。
(僕はミュウツー vunionコントロールを思い出しました。)
デッキの詳細は製作者様がnoteをあげていますので割愛します。
これまでそこそこの年月ポケカをやってきた勘と回した実感、環境デッキの考察状況から、感覚ベース本当にヤバいと思いました。
このデッキは本物だと。
「ああ、オーダイルを舐めた人間から負けていくんだろうな、、」
と当時素直に感じたことを覚えています。
一緒に練習していた方には、
「このデッキの完成度はヤバい、きちんとプレイング込みで対策して、絶対に舐めちゃいけない。」
とずっと言っていた程です…笑
ただ、握るにしては、
・練度面での大会までの日数の少なさ
・どうしても相手依存となる時間管理
・noteで動きがバレている中で対策への対策
等々難しい状況ではあったため、現状のデッキ続投で“最大の敬意をもってきちんと対策する”ことをこのデッキへの解答としました。
そうしてシティ前に作成したリストが下となります。

他対面への動きに無理が出ない範囲で、マントミミッキュ対策の「イダイナキバex」と縛り対策の「フトゥー博士のシナリオ」を2枚採用。
※採用札やプレイングは別項で詳細を記載
ターンの往復が多くなればなる程、どんどん有利な試合進行を行うオーダイルに対して“最速かつ確実にキルターンを迫っていける”ような構築としています。
後々は更にリストが洗練され、CLにはバランスの良い構築で出場としましたが、シティ前はオーダイルの増殖具合が読めなかったので、この構築でシティS3を迎えることとしました。
③シティS3

前述したオーダイルを除けば、デッキパワーベースではドラパとライコの2強だと感じていましたが、シティでは色々なデッキと当たるだろうなと予測し各対面を練習し当日に臨みました。
その週のTierリストが下画像です。

◯当日のマッチング

・予選
2戦目こそ、既存にないリストとそれを上手く乗りこなすプレイングに上手くやられてしまいましたが、他は全対面勝利することが出来ました。
他内容として、6.ゾロアーク戦は危ない試合ではありましたが、その他の対面基本的には危なげなく勝利となり、デッキパワー差を感じる予選ではありました。
ゾロアークについては、新弾が買えなかったことで研究が少し遅れたという言い訳があるんですが、ライコなら勝てると少し舐めてしまっていた部分も大きかったです。。
あのデッキめちゃ強いですね…

・本戦
宝石リザに危なげなく勝利し、ひらめきヤドキングに敗北、best4で散りました。
試合後にジャッジの方から哀れみの声を頂くほど、お相手の引きが神がかってたのでここは仕方なし。
【vsひらめきヤドキング】
スピンロトムを序盤のヤドンやネイティにきちんと通していき、スタジアムのリソースを管理しながら、終盤はライコやオーガポン+ナンジャモで対応していくのが理想です。
今回のシティでは、スピンロトムが殴る前に先2ターン目で全てのポケモンが進化し、スピンロトムが紙屑になる。。
その後3度使ったナンジャモでも事故ることはなく、、
など仕方なし。
その他詳細な対戦内容は割愛します。
全体面棋譜を記憶してはいるので、どうしても知りたい場合は個別に連絡ください。
(ちなみに優勝はライコでした。)

④.練習期間②
シティを経て、自分の会場と同様にその週ではライコとドラパが各地で多過ぎるほど入賞しTier表は明確な2強環境へと変化していきました。

シティリーグではオーダイルやミロカロスとマッチしなかったこともあり、明確なメタの対象を“ライコとドラパ”へ変更していくこととしました。
そうしてCL前に作成したリストが下の画像です。

ミラーへの急所を突く方法として「スボミー」を採用、ドラパへのダメカンリセット用でフトゥーよりも運用しやすい「ジャミングタワー」を採用。(大空洞張り替えのポケモントラッシュ)
オーダイルにはギリギリプレイングで抗っていける範囲のメタを残す。
このデッキが最終系となりCLの構築が完成する。
3.採用カードの詳細

タケルライコについては全カード解説は不要と思うので、他リストと異なる部分でこの構築に不可欠な要素を抜粋で解説とします。

◯古代ポケモンの枚数について
現環境はサイド落ちを上手く拾えない点や、終盤のエネ総数(オーリムのつけ先用意)まで考慮すると4枚は必須と考えています。
→今回はライコ3 - キバ1としました。
闘ガポンをリキキリンやミミッキュの対策とする場合は、タケルライコ4+闘ガポン1とする必要があると考えます。

◯イダイナキバについて
オーダイルのゴージャスマントミミッキュを重く見た結論。
vsオーダイルについては、
・いかにターンの往復を少なくするか
・相手の盤面にダメカンを残さないか
が重要だと考えています。
(下手に2回で倒そうとすると、ナンジャモやカウンキャでバグって、アドレナ込み大変なことになる可能性が捨てきれない。)
マントミミッキュに対しては、ジャミングタワー+ロトムや闘オーガポンで素早く処理することも可能ですが、その後の遂行速度や”ピン投カードへの依存率“を下げるためにもキバが最適と判断しました。
(絶対にキバで倒せという意味ではないです、状況によってはスピンロトムでも吉)
闘ガポンは2ターン起動にはアカマツ必須ですが、キバは自然に4投されているオーリムから2ターン起動できるので、構築や盤面、プレイングに無理が出にくい。
後ほど記載しますが、
オーダイル対面は限界まで我慢の上でヨルノズクを使用したい側面もあるので、ピン投に依存しすぎないというのはかなり重要と感じています。
リキキリンについては闘ガポンの方が安全と思いますが、キバの場合でもジャミング込みでマント付きもワンパンなのでそれほど問題ないかと思います。
”オーダイルをきちんと対策したカードでリキキリンも見れている“という状態の組み方です。

◯スボミーについて
ミラー対策、検討しなかった人間をふるいにかける切り札。
・後手1はもちろん最強
・サイド先行時、相手の手札干渉が刺さった場合の切り返し
・劣勢から捲る場合のナンジャモと合わせた打開力
ミラー全勝の立役者です。
vsライコはほぼほぼ全戦使ったんじゃないだろうか。
まあめちゃくちゃ強かったです。

◯ナンジャモ2
相手が自分より早い場合(ピッピポン、ミラー等)での打開にナンジャモは必須なので2投がかなり使いやすかったです。
序盤で手札がどうしようもない時に1回使ってしまう場合がなくも無いことを考慮してもかなり無難と思います。
※以降テラスタルバレット等のデッキはピッピポンと呼称します。
◯ジャッジマン不採用
「環境的にナンジャモの方が優先される」が大きな理由ではあるのですが、下記に別理由も記載します。
ジャッジマンを採用する場合の意図としては、遅めの相手を序盤から事故らせたい場合と考えています。(現環境だと、vsドラパが主になるかと思います。)
後述するプレイングの面で詳しくは記載しますが、ドラパ対面に関してはそもそも事故らせるプランは採用しておらず、別ルートを用意していたので、不採用としています。
◯ボス2
シティ後にツツミをやめて増やしましたが、この採用は間違いなく正解でした。
呼び出し札が2枚あることは序盤から終盤にかけてめちゃくちゃ使いやすいしずっと強い。
ナンジャモ-ボスを2-2としたことで、確実に欲しい時に使えるという意味での安定度も上がっています。
再現度重視の構築を組みたい上で非常に良い採用だったと感じています。

4.立ち回り・当日のマッチング
◎共通の立ち回り
まずは立ち回りの共通事項について、ざっくり記載しておきます。
(正直なところ、場面場面での分岐が多く文面では追いきれないので、記載できる概ねの範囲ということでご理解ください。)
【前提として】
このデッキは、「山を整えながら盤面とバトル場対面をコントロールしていくビートデッキ」です。
※前回CLで使用したレジドラゴとプレイングの考え方は似ています。
自分の手札の質、山札のリソースと総量を常にコントロールし、対面有利なポケモンでビートしていくことができれば終盤の安定度もかなり高くなり、めちゃめちゃ勝率が高まります。
ヨルノズクを使用するターンや試合全体で使用する回数、サイドプランの逆算と対面を誰で殴っていくか等の計算、幅広い戦略を取れてやり込みやプレイングを要求される奥深いデッキです。
(ついでにめっちゃ楽しい)
もちろん他デッキでも重要な技術ではありますが、このデッキでは他よりもその比重が大きく勝敗に直結するという意味です。
無闇にきょくらいごうを連打したり、プライムキャッチャー等のリソースを簡単に吐くことは悪手です。
(エネトラッシュもなるべくリスク分散で散らして捨てるのが吉)
スピンロトムやスボミーで殴っていく判断や、オーリムかナンジャモどちらをプレイするのか、はたまた序盤からガン攻めで圧力をかけるのか、状況状況での判断が求められます。
最終的にはナンジャモが効きにくい山と盤面づくりを目指すので、今の対戦で終盤必要なリソースをどこまで残すかも序盤から計算できると◎
相手のデッキや動き、表情によって自分の立ち回りを変えていく必要があることがこのデッキ醍醐味であり難しいところです。
【先手後手について】
先手をとります。
【初動について】
エネを場とトラッシュに溜めることが第一です。
もちろん相手デッキにもよりますが、スボミーされそうな場合はスピンロトムで即殴り返していけるような盤面作りが重要。
◯優先順位
1.オーガポンとホーホーを優先的に置いていく。
2.次にオーリムを使えるようにトラッシュにエネと場にライコを準備
3.ラティアス等の盤面展開
(プラスで大空洞を早めに探しにいくと後々の動きが楽になることが多いです。)
◎CL2025福岡当日のマッチング

◎day1
1.ライコポン 先◯
お相手もスボミー入りで、準備が整うまでスボミーを打ち合う展開となりましたが、スボミーを使われる準備を自分の方が上手く進めることが出来ていたので、その分のアド差でマウントを取って勝利。
【vsライコ立ち回り】
先にサイドを2取って継続的に殴る展開を作れた方が勝利する一見運ゲーのような相性に思われがちですが、丁寧に詰めないと弱点が意外に多いので、練度差が出やすい。
盤面エネのリソースやトラッシュから手札と山を予測して攻めましょう。
基本、バトル場にライコ等サイド2枚取れるポケモンがいる場合は無闇に裏を取りに行かず、ボスやプライムを温存するのが強いです。
・攻め
基本的にはサイド先行できるように立ち回りたい。サイド2枚取り3回がもちろん最強ですが、やむを得ず序盤スピンロトムで1取ることも後々の相手ホーホーへのプライム+ナンジャモ+とつげきランディングで切り返しに繋がるのでサイドを進める意識は大切。
後手の序盤や相手の中盤誤魔化しナンジャモにはスボミーで返していくと展開が良くなりやすい。
・守り
捲っていく場合はスボミーやナンジャモで一度盤面にエネを溜めるターンを作りながら一気に逆転を狙っていくことが大切。
ちまちましたナンジャモやジャッジマンではライコは止まりません。
お相手の山づくりが上手すぎて越えられた場合は素直に讃えましょう。
2.ピッピポン 先◯
相手が後手殴り失敗(多分イキリンコ落ち?)したので、一生上から殴って勝利。
【vsピッピポン立ち回り】
前提、ナンジャモが非常に重要な試合です。
基本思想はvsライコポンと変わらないので詳細は割愛します。
先殴りで走れるなら楽ですが、基本捲りになると思います。
相手は加速のアカマツとドロソサポを両立出来ない(山を早期に掘り切れない)という明確な弱点があるので、どこかでナンジャモやスボミーを使って捲っていく試合展開を意識しましょう。
3.ボムドラパ 先×
理想的な展開は作れますが、ジャミングタワーかフトゥーを引けば概ね勝てる盤面でボトムに沈んでしまい敗北。
立ち回りを下記に記載しますが、前提この対面は理論値ドラパ側が微有利です。
ただし、“乗り手の技術依存でライコ側に傾きやすいマッチアップ”と考えています。
(実力が拮抗した時に、トップ運ゲーやお相手初手事故祈りに最終的にはなってしまうこと込みで理論値は微不利。)
→相手がライコを舐めていたらかなり有利ですが、きちんと対策されているとやはり重い。。
【vsボムドラパ立ち回り】
スボミー2回からの捲りがドラパ側の原則プランと仮定し解説をしようと思います。
(グッズロックをしないと、序盤のロトム荒らし+山を作り切りでライコ側が勝てること、スボミーし過ぎると、それはそれでターンが貰えて解答が増えやすいことを考慮。)
手札干渉が致命となる前にある程度盤面と山を作ることが重要…
とは言ってもそれができれば苦労しないって話ではあるので、相手行動を予測し今引きで解決しやすくする状況を作ることが大切と感じています。
・攻め
スボミーで攻撃される前にスピンロトムで反撃の準備をしておく。
スピンロトムでバトル場を倒している間に盤面にエネを出来る限り貯めておく。
→このプレイが非常に重要
エネを貯めておくことで、1回目のファントムダイブ後に比較的容易にドラパを倒すことができ、フトゥーを使う余裕を作ることにも繋がる。
(ジャッジマンで事故祈りするよりも、オーリムやナンジャモで盤面と山を可能な限り整えていくことが1%でも勝率を上げていけると考える。)
序盤の相手の動きによっては、急所となる部分をとつげきボスで落とすのも◯
・守り
ライコとガポンに加えて、大空洞でキチキギスとホーホーを準備する。一回のファントムダイブでゲームが終わることはまずないので、ホーホーやキチキギスを落とすか、ダメカンを撒いて気絶させないかの2択を迫る。
落とした場合はそこからキチやヨルノズクを絡めて捲りを狙い、撒いてきた場合はスタジアム貼り替えやフトゥーでの切り返しを狙っていく。
4.ライコポン 後◯
後1スボミーがぶっ刺さり勝利。
5.ボムドラパ 先◯
お相手初手事故で遅れ、そのまま山作って勝利。
6.ボムドラパ 先◯
上記通りの立ち回りをし、スタジアム貼り替えから捲りの展開、お相手のリソースが切れて勝利。
7.オーダイル 先◯
ガルシアさんとの予選最終戦。
序盤からテンポよく殴っていき、相手盤面に圧をかけていくことに成功。
お相手進化ラインが複数サイドに落ちてしまっていたようで、オーダイルを作るのにリソースを割きすぎてしまい、そのままリソース切れで勝利。
【vsオーダイル立ち回り】
オーダイル戦は序盤は緑オーガポンとスピンロトム、ホーホー(進化で効果リセットし逃げれる)を盤面に用意し、なるべく早めに殴っていくように心掛ける。
前述しましたが、ターンを往復すればするほど不利になっていくので、いかに相手のミミッキュやワニノコロックを最小限のリソースで素早く超えていくかが重要。
(倒す順番はそこまで重要ではないが、オーダイルラインorエネつきのポケモンから落とすのが◯)
マントミミッキュ対策でキバ1、後々のオーダイルのためにライコ1を用意したいが、キバをただ置いておくのはデメリットが大きいので、オーリムと合わせてプレイするのが丸い。
キバの採用理由にも記述したが、複数回殴りで倒そうとするのは裏目が大き過ぎるので、ワンパンで確実に倒していくこと。(無理なら一旦パスする。)
基本的に、相手のカウンキャに合わせて入れ替え札を消費していき、ヨルノズクが縛られたらフトゥーで回収してホーホー展開と行えば無駄なくゲームを進められる。
day1 6-1でday2進出を決めることが出来ました!


◎day2
8.9ライコポン 先◯
2戦とも前述した立ち回り通り試合を運び勝利。
10.ドラパサフゴ 先×
準優勝者(クラシマ選手)との配信卓
最後に上手くキーカードを引かれて敗北してしまいましたが、初配信卓は色々と学びがあり良い経験でした。
長くなりそうなのでこのnoteで詳細は語りませんが、要望が多ければ別途何かしらの形で配信の振り返りや思考していたことの解説はしようと思います。
(別途noteを書く?など)

11.ピッピポン 先×
上手く試合を運んではいたのですが、中盤でスボミー+ナンジャモをする展開で、自分のプレイエラーでサイドペナルティをもらってしまいました。
(簡潔に言うと、シャッフルを忘れた状態でのみどりのまい1ドロー)
そのままスボミーでズラすはずのサイドがズレずに敗北。
それまでの過程に色々と思うところはありましたが、結論自分が悪いです。
12.ライコポン 後◯
お互いにぶんまわりましたが、お相手のエネ管理ミスを拾って勝利。
13.ボムドラパ 先◯
上記通りの立ち回りをし、スタジアム貼り替えからオーリムに繋いで勝利。
14.サーフゴー 先×
お相手にぶんまわられて敗北。
干渉も何も効かず、特に大きな分岐もなかったです。
15.リザドラパ 先×
まさかのシティの方と再戦。熱かったです🔥
結果としてはお相手の中盤のナンジャモが刺さってしまい、動きがかなり弱くなってしまう。
そのままヒーローマントリザに蹂躙されて敗北。
かなり難しいデッキと思うのですが、シティでも前述した乗りこなし方やライコへの対策が素晴らしい…
最終10-5 190位で終了しました。
(シティ+CL通算16-7 勝率約70% 内ミラー全勝、ドラパ4-1)

◎感想
JCSに届きそうで届かないところでいつも敗北しており、トップ層との壁を痛感しています…
ただ、4大会連続で優先権を獲得していることは最低限偉いですし、アベレージ高くあることが目標なのでそこは素直に自分を褒めたいと思います🙆♂️
また前回の大阪CLに引き続き、自分の立てた作戦やプランが上手くはまり、勝つべきところできちんと勝てていることは良かったです。
(vstarを失い途方に暮れるかと思いましたが、なんとか得意なデッキタイプを見つけられたこと含め)

5.最後に
今回のCLで強く感じたのは、ここから先更に上にいくためにはメンタル、気持ちの部分で強くなっていくことが必要不可欠なんだなということです。
今回のCLでは配信で敗北し、その後の試合でも色々あってメンブレし、心が折れかけた瞬間が確かにありました。
(色々な”運“が味方している時は勝てるが、そうじゃない時は負けるのでは何のために練習しているのかが分からない…)
結局、反復練習をするしかないな。。といった気持ちではあるので、自主大会含めてこれからも頑張っていこうと思います。
まずは、次のCL宮城とシティS4で勝っていけるよう引き続き練習頑張ります!
最後まで到達した方、本当にありがとうございます。
ここまで読んでくれた方は“X”で感想やいいねなど頂けたらめちゃくちゃ喜びます。
最後に改めて、調整に付き合って頂いた方、応援して頂いた方、本当にありがとうございました。