ORVAL Beer

画像1 オルヴァル修道院の創設にまつわる「マチルド伝説」を描いた壁画。マチルド・トスカーナ女伯が亡き夫の形見の指輪を泉に落としてしまい、指輪が戻ってくるよう神に祈ったところ、一匹の鱒が水底から届けにきた。マチルド女伯は、その奇跡への感謝として修道院設立の資金を提供した…というお話。
画像2 オルヴァル修道院といえば、トラピストビールが有名ですが、そのロゴに使われているこの魚の絵。これは上の伝説にちなんだ「指輪をくわえた鱒」なんですね。私は長らく、イルカが浮き輪で遊んでいる姿かと思ってましたw
画像3 壁画の前にある「マチルドの泉」。どういうワケか人は、こういう水たまりを見るとコインを投げ込みたくなるらしく、底には大量の小銭が沈んでいました。
画像4 というわけで、修道院近くにあるカフェでトラピストビール ORVAL をいただきました。一般に市場に出回っているのは左側のボトルで、度数は6.2%。でも修道院内では度数3.5%のものが消費されていて、一般人はこのカフェでしか飲めません。写真右側の緑のロゴのグラスがそれ。樽出しなのでボトルはなく、グラスに注がれた状態で出されます。苦みが強く、さわやかな香りがします。