見出し画像

雑談:『TECHNODON』30周年か……

1993年5月26日。再生YMOの『TECHNODON』が本日で発売30周年とのことで、時間の流れにクラクラしてしまう。昨日は『HOSONO HOUSE』50周年だったし(1973年5月25日)、いやはや。とか思ってたらもうこんな時間になってしまった! 記念に何か更新しようとしたのに意味ね~。とくに結論のある話はしてません。

YMOの『TECHNODON』をリアルタイムで評価するのは非常に難しかったと思います。1980年代の往年のテクノポップ好きには、おそらく抽象的すぎて掴みどころがなかったでしょうし、1990年代のテクノ好きにも、タイトルからテクノを期待したら構築しすぎててダンスミュージックとしては素直に楽しめなかったでしょう。時間が経たないと作品の真価というのは見えてこないことがあります、よね。

軽く当時の評価を見てみましょう。まず「テクノ」をジュリアナとかレイヴと一緒に盛り上げていたavex traxの広報誌『beat freak』にレビューが載っていました。『TECHNODON』について、どう書かれていたかというと。

ここから先は

5,196字
2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?