通訳者がまだ高校生だった時に経験したカルチャーショック in USA_スーパーでお金払う前に商品食べてもいいですか?
こんにちは、ブライトウーマンワールド代表・通訳者&コミュニケーションストラテジストのえりりん(高瀬惠理)です🌈
先日、ふと次女に言われて思い出した話があったので、異文化理解という観点から紹介してみたいと思います。
5歳児に言われたというのがこちら👇
(スーパーでかごに入っているもの、まだ未精算のものを指して)「これ食べていい?」
もちろん、「お支払いしてからね!」
というのが、日本人すべての回答かと思いますし、私もそう答えました。
と、ふと思い出しました。
そういえば、私が16歳の頃。(もう24年くらい前www)交換留学生として、アメリカに行ったばかりの頃。ホストファミリーのママ、娘とスーパーで買い物していると、娘がかごに入れたけど、まだ未精算のものを食べ始めました👀💦えーーー、びっくりです😲スーパー内をいろいろ回って、レジに着くころには食べ終わってました。すっと、その食べ終わった残骸を見せて、お会計💰
いやー。Very Practical。ま、お金払ってるし、順番が逆になっただけ✨と考えることもできるかと思いますが、日本ではありえないですよね。
また別の日。最近、夫がオーストラリア在住YouTuber、タロサックさんのLife Overseasというチャンネルを気に入っていて、日本と海外の文化の違いを伝えるというのを見ていました。
すると、オーストラリアやニュージーランドでもそれ(お代を払う前に商品を食べること)はOKとのこと。
ふと、それOKなら、万引き犯は楽そうだなと思ってしまったのでした🤣🤣🤣
ここから言えるのは、ルールによって、自分たちの行動は規定されている。そして、そのルールは人間が作っているから、人によってはあれ?と思うこともある。ルールを絶対視せずに、あれっと思うことがあれば、とりあえず、そのもやもやを声に出してみるのもいいのかな、と。
なぜ、そんなことを思うかというと。PTAの活動をしていると、「ルールだから」「過去からこのやり方でやっているから」ということがたくさんある。でも、ちょっと普段自分が属している組織、文化、価値観の外からそのルールを見てみると、えーーと思うことがたくさん。
だからそこ、何かの物事に対して、「ルールだから」と思考を停止して考えるのをやめるのではなく、「そのルールはそもそもなぜある?今の時代にあってる?合ってなかったら、どうやったら変えられる?(その他続く)」といったことも一緒に合わせて考えたいな、と。
なので、次女には「お支払いしてからね!」と言ったあとで、「日本ではそうだけど、アメリカとかだとまだ違うけどね~。」と呟いておきました。今はまだ私の言ってる意味は理解できないと思いますが、そのうちなぜ私がそんなことを言っているか分かるようになると思っています。
ただ、注意しないといけないのは、どっちかの文化が勝っている劣っているではないということ。これこそ”郷に入っては郷に従え”ですよね。日本では日本の考え方があるから、日本にいる時は日本のルールに従う。アメリカにいるならアメリカのルール。でも、違和感があるなら、声を上げてみることも大事。
異文化を知ることで、自分を知ることができる。そして、自分の枠を越えていける気がする。だから、異文化理解って面白いと思うというお話でした。