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数字の数え方🧮通訳者 x 異文化理解 x コミュニケーションストラテジスト vol.2

こんにちは、ブライトウーマンワールド代表・通訳者&コミュニケーションストラテジストのえりりん(高瀬惠理)です🌈
チーフ・サステナビリティ・オフィサーが今後は企業の意思決定に重要な役割を担っていくと言われていますが、コミュニケーションに特化した取締役も大事なのではないかと思っている今日この頃です。
2050年頃には、チーフ・コミュニケーション・ストラテジー・オフィサーという役職が一般的になればよいなと、通訳者の経験を通して、文化によって違う物事のアプローチの違いをできるだけシェアしていきたいと思います。違いを知れば、きっとコミュニケーションはもっとスムーズに、人間関係は面白くなるはず。

最近では、何かを手作業で数えるということは滅多にないかと思いますが、もし、計算機も何もない状態で何かを数えないといけない場合、日本では「正」の字を使いますよね。中国でも、昔から「正」が使われていたようです。
歴史を遡ると、江戸時代活用されていた漢字は「正」でなく、「玉」だったとか。計算につかうソロバンの玉からの発想!?ただ、「玉」だと、墨で文字を書いていた時代には分かりにくい!!ポタっと間違って落ちてしまったのか、きちんとまで到達したのか、、、ちょっと分かりにくかったようです。

少し前に、イギリス人と日本人の会話を訳していると、突然、イギリス人が||||\ と書き始めました😲「最初は何の暗号だ?」という感じだったのですが、会話の中身を考えるに、「これは日本語でいう正の字と同じか!」と気づきました✨

よく考えると、漢字という概念のない言語圏では、必然的に「正」の字を使わない方法でを計算するというアプローチになりますよね。ただ、それでも、5区切りのアプローチであることは同じというのは、面白いなあと思います。

英語では、tally marksというようです。日本語では、一応、画線法という名前があるようです😲


こちらのwikipediaを見ると、中国語では5画を使う「正」を使うと英語で説明されていました!他にもフランス方式、ドットと線を使って10を表現する方法など紹介されています。

こんな風に1つのことでもいろいろなアプローチがあるのだから、いろんな物事に対して、いろんなアプローチを考えてみたら面白いと思いませんか?新たな自分の発見につながるかもしれないし、きっと異文化にも寛容になれるハズ✨



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