【マスターデュエル】スプライトの考察
マスターデュエルで新たにリミットレギュレーションが発表されましたね。
明らかにスプライト実装前触れの禁止制限なので、今回はスプライトのマスターデュエルならではの考察を進めて行きます。
なおスプライトへの直接的な事前規制は、とりあえず無い物として話を進めていきます。
餅とキャリアーの禁止
大きなポイントの1つ目です。
餅によるメタ耐性、キャリアーによる封殺をあらかじめ奪われた訳ですが、それでも環境トップに君臨するとBWWでは考えています。
根拠1:高いメタ耐性
ブルーやジェットといった1枚から膨大なアドバンテージを持つカードが多く、またこれら全てからモンスター効果無効を持つレッドにアクセス出来るので、これらの初動全てがマストカウンターになりがちです。
しかしながらこれらを無効にされた上からギガンティックを成立させる事で、相手の誘発を容易に貫通していく事が出来ます。
しかし、冥王結界波等の後手札で捲るプランにも裏目があります。スプライトは展開でGの回収が出来る他、スマッシャーズやスターターを伏せる事で様々な所に妨害を散らす事ができます。
これが高いメタ耐性の要因になっています。
根拠2:ゴミの無さ
このようなギミックの完成度を誇っていながら、ギミック内に明確なゴミがありません。
よって事故率が低いのは勿論、高いメタ耐性を有しているデッキとは思えない広いメタスペースの確保をも可能にしています。
以上の事から、スプライトは多くのデッキを淘汰する対策必須デッキになるでしょう。
PSYフレームギア・γの存在
本題です。
OCGでは制限だった事で採用される事がまず無かったガンマですが、マスターデュエルでは準制限のままです。
ガンマは無効と除去を同時に行う質の高い誘発であり、Gの次にスプライトメタとして有効なカードと言っても差し支えないレベルなので、流行は必至でしょう。
しかしOCGでは制限だったガンマ絡みのゲーム展開は考察が進んでいないように思ったので、取り急ぎ気付いた事を書いておこうと思います。
ビーバー初動・鬼ガエル初動へのリスク
大事なポイントです。
スターター等の追加の手数が無い場合、これらから動き出すとガンマ1枚で止まる可能性を秘めています。
よって構築段階では鬼ガエルの採用枚数を落としたり、死者蘇生の採用が増えたりする事も考えられます。
プレイの段階ではガンマケアで召喚時の効果破棄なども考えられます。
Gへのリスク
前項と同様です。
三戦ケアのスタンバイGや、スターター初動へのチェーンGはOCGと違ってリスクが付くようになりました。
Gの投げ方のみでの三戦とガンマの両ケアは不可能なので、手札が1ハンデスに耐えるかどうか次第ではあえてメインに打つ事もあるでしょう。
三戦の才の価値の上昇
OCGでも評価が高かった三戦ですが、マスターデュエルでは上記理由によるケアされにくさは勿論、ガンマケアの観点からも優秀で評価が上がると考えています。
仮にビーバー等にガンマを打たれた場合、三戦でガンマをパクる事で展開継続が可能になります。更にラムダを採用している場合、そのガンマを残したままラムダを出す事で逆にガンマをサーチする事ができます。
この事から、三戦は必須と言っても過言ではないカードだと思います。
緊急テレポートの価値の上昇
ガンマ対策の1つとして禁テレの採用が挙げられます。これはガンマを打たれた後でもガンマをリクルートする事で星2の供給が出来るからです。
また禁テレの役割はガンマケアに留まりません。前項と同様にガンマサーチに使える他、相手ターンまで温存して冥王等に対してうさぎをリクルートするカウンターを決める事も出来ます。
この事から、禁テレは必須とまでは行かなくとも、採用候補に挙がるかと思われます。
最後に
以上が取り急ぎ考えた、マスターデュエル特有のスプライトの考察になります。
まだまだ未発見の部分も多くあるかと思いますので、その際は教えて頂けると幸いです。
また、BWWでは現在公募を行なっております。
特に条件を設けていないので、興味がある方のご応募お待ちしています。
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