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128 自分で自分の機嫌をとる
はじめての高3担任で、秋になって進路の仕事が押し寄せています。グランドに出ている場合じゃないよ、といろんな先生に言われていましたが、どうやらそれもウソじゃないようで。
ここのところ、殺伐とした気持ちになってつい忙しさを人のせいや何かのせいにして、やさぐれていました。
グランドでもよく話していることで、「自分で自分の機嫌をとれ」ということ。うまくいかなくてしょぼくれてやさぐれる。誰かが声をかけてもシャットアウト。むすっとして嫌な空気を撒き散らす。
最近自分がそんな空気を出しているような気がして、気がついたらリセットして次!という気持ちでいました。
ソフトの子たち、みんなである提案をしに来ました。きっと一大決心だったと思います。にわかに承服しがたいものでしたが、やはり自分で機嫌を取り直して、相談しました。
できない奴ほど現状に不満を言って工夫しない。逃げることを正当化して、言い訳して自分が気持ち良いところに居座る。まさに自分がそうだったな、と一連の動きを振り返りました。
僕が生徒にしてあげられることなんかほとんどない。場合によっては邪魔してることさえある。そんな成長途中の子たちから「そばにいるだけしかできない」と聴こえのいいところに逃げ込まず、言わなければならないことはどんどん言うことにしました。
クラス、グランド。教室とグランドはつながっていて、仕事は生活の一部であり、日常の姿勢は全部投影されるものです。
今日もうまくいかない試合の内容にみんな悶々としてました。アホになれ。打てなかったら次の球、エラーしたら次の打球。それしかないですからね。
生徒が僕のことを「怒らないからいい」と評していました。怒ってますよ、しょっちゅう(笑)
高校生にもなっておっさんにヨシヨシされるような、しょぼくれたことすんな。いまやれることやりきらんかい。
自分の機嫌は自分でとる。アンガーマネジメントとかそういうキレイゴトいりません。機嫌をとるというか、おまえが悪いんや。それを受け入れるだけの話。
話をシンプルにしたらそれだけなんですよね。生徒と一緒に成長とか、調子のいいこと言ってると生徒の大事な時間を奪うぞ、と戒めて、ビール飲んで明日からも頑張ります。
スギモト