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楽器のピストンフェルトの作成

先日、Valve Tromboneのピストンフェルトを自作してみました。
といっても、フェルトではなくシリコーンゴム製です。

メリット

シリコーンゴムのメリットとしては、やはり、水を吸わないという点にあります。
フェルトが水を数とぼとぼととした感触となりますが、感触が一定なのがとても使いやすいです。
また、フェルトはへたりやすいと感じていますが、基本的にシリコーンゴムは劣化はしにくいと思われます。
今回は1mmのシリコーンゴムマットを使用しているので、枚数を変えることで1mm単位で厚さを調整できるのメリットですね。
私は2-3mmが良いと思っています。

材料

材料のシリコーンマットはダイソーのUVレジン手芸用の物を使用しました。
厚さは1mmになります。
1枚のマットから大量に切り出せるので安く上がります!!

シリコーンマット

加工方法

毎度おなじみ、レーザーカッターを使用しました。
シリコンという性質上、焦げてしまうと石のように硬化したり灰になってしまうので、レーザー出力は極力小さく、加工速度はできるだけ早くと調整を行いました。
寸法はノギスで計測したので、かなりピッタリサイズです。
卒業したらレーザーカッターを使えなくなるのが辛いですね。
私の使い方だと30Wの出力で充分なので、30Wぐらいのもの欲しいなあと思う次第であります。

加工の様子

おわりに

使用感もかなり良いので、これからどれだけ良い状態が持続してくれるのか。
そこが今後の観察ポイントとなります。

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