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Devcon Bogotaにボランティアで参加しました!
2022年10月11-14日にDevcon Bogotaにボランティアとして参加しました。
Web3.0領域に事業としてももっと深堀したいと思いながらもなかなかきっかけがつかめなかった中、イーサリウムの最大のイベント、Devconがコロンビアで開催されるのを聞き、とりあえず参加することにして行ってきました。
なぜボランティアで参加したのか?
貢献できることが少ししかない、でも少しはある
イーサ・Web3.0の熱量を感じる
なぜコロンビアだったのか?
国の通貨のボラが高いラテンアメリカがチャンス
いろんな国の人と繋がる
BVCのHappy hourの人立ちが声かけてくれた
Next Step in Web3
なぜボランティアでの参加したのか?
イーサリウムがなんだかは多少は知ってましたし、ちょこっとは保有もしているんですが、ガチ勢の知り合いがいない中で普通に参加してもしょうがないなあと思って、ゼロから学ぶ意味も含めてボランティアで参加することにしました。
ボランティアの応募も志望動機や貢献できること等、結構な量を書かなければいけなくて、ダメ元での応募だったので、参加承認が来たときはうれしかったです。後で聞いたら10倍以上の倍率だったらしくラッキーでした。
ボランティアのTelegramグループの中でいろいろと情報を見ながら、ほとんどなにもわからない中、Day 0のボランティアミートアップで少しずつ知り合いができてきました。
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貢献できることが少ししかない、でも少しはある
ボランティア応募時にも自分がイーサのコミュニティで何をしていて、どういう貢献ができるか、ということをかなり書かなければいけないのですが、正直やれることはほとんどないなあ、という印象でした。たまたま南米住んでて、日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語で会話ができる、という間接的な理由しか書けませんでした。
僕が配属されたのは入場者の登録ゲート担当。QRコードを読み込むだけのお仕事でした。ただ2日目、3日目のアサインだったのでかなり暇でした。
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合間にステッカーを会場各所に配る手配も行いました。こういうノリがイーサなのかあ、と思いながら、いろんなジョークがかかれたステッカーを5階まである会場にばらまきました。バリエーションも50種類くらいあったでしょうか、とんでもない量のステッカーを配りまくるというめっちゃ―地味な作業でした。
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こういう作業も誰かがやる必要があるわけですが、最初はいい年して会場中にステッカー配るという地味な作業をいまひとつだと感じたりもしましたが、一方で、なんらかの貢献ができる余地があるんだなあと思って嬉しくもなってきました。テーブルで作業している人に声かけながら、みんながステッカーの内容を見て面白がっている様子も見られて、これまであまり属してなかったコミュニティの雰囲気を感じられました。
イーサ・Web3.0の熱量を感じる
イーサリウム・ファンデーションが開催するDevconも今年が6回目。ただパンデミックで3年ぶりの開催ということでした。前回は2019年の大阪。
オープニングセレモニーでは久しぶりのリアル開催に加えて、Mergeをやり切ったファンデーションの皆さんの達成感が伝わってくる熱いものでした。いやー、本当に大変だったんだろうなあと思います。
Vitalikも30分くらい話してましたが、生Vitalikはなかなかのものでした。
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6000人を超える来場者はボゴタ最大の展示会場Agoraでも史上最大。とにかくいろんな言語を話す人々が一堂に会す機会に立ち会えたのは
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なぜコロンビアだったのか?
開催期間中いろんな人と「なんで今回はコロンビアなんだろうね?」という話をしました。Devcon0はベルリン、その後ロンドン、上海、カンクン、プラハ、大阪で行われていました。「南米では未開催」だった中でブラジルはポルトガル語圏だったり、スペイン語圏の方が社会実装が進んでいたりする(後述)ので優先されたのかもしれません。既開催のメキシコを除くと国のサイズ的にもコロンビアかアルゼンチン、というのが候補地だったようです。最後の調整に動いた人に話を聞くことができましたが、意外なところで偶然の出会いがあったようで、不思議なものだと思いました。
次回はイスタンブール、という噂をボランティア仲間などからも聞きましたが、まだ未定なようです。北米ではまだ行われていないのもイーサっぽいのかもしれません。
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国の通貨のボラが高いラテンアメリカがチャンス
ブラジルや南米向けの投資でファンド組成をする中でよく言われるのが「通貨リスク」です。アルゼンチンは数年毎にデフォルト起こしていますし、コロンビアの最近の対ドル下落はラテンアメリカの中でも大きいです。ブラジルも過去のハイパーインフレの時期に投資されていた方々も多く、日本から見ると確かにリスク高いのは間違いないです。
ただ、今回Devconで改めて感じたのは「通貨が弱い国ほどWeb3のチャンスがある」ということです。
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いろんなプレゼンの冒頭で「こうした国は通貨が弱く、経済的にいつも困難を抱えている。だからこそ仮想通貨だ」というのが枕に並びます。USDTで決済出来たらいいよね、という結構シンプルな話が説得力を持ったりします。
いろんな国の人と繋がる
Devcon期間中にはいろんな再度イベントやドリンク、クラブイベントもあり、本当に世界中から来た人たちと知り合いになれました。この感覚はMBAでのスペイン時代に近いなあと思いながら、だいぶ年取って疲れた体に鞭打って、イベント参加してきました。
今回は113か国からの参加があったそうです。
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BVCのHappy hourの人立ちが声かけてくれた
今年ボゴタに来るのは3回目で、過去2回は弊社主催のハッピーアワーを開催して起業家と交流する機会を持ちました。2回目の8月の開催時にはなんと300人も来てくれたのがうれしかったです。
今回Devcon会場や夜のミートアップで、4-5人から「BVCのMitsuruだろ?ハッピーアワーで会ったよね」と声をかけられて、過去の活動がこうしてつながってくることを嬉しく思いました。ハッピーアワーに来れなかった人もさすがに300人が集まってしまったイベントを覚えてて「ああ、あのハッピーアワーやったVCでしょ?」と認知してくれていたケースも。
そして、こうして声をかけてくれた人たちがその周りの知り合いを紹介してくれる。まさにコミュニティだと思いつつ、その入り口に少しだけでも立てていて、ハッピーアワーやってよかったという感慨も。
Next Step in Web3
こうして自分がコミュニティの中でできることが超限定的なことを痛感し、でも何かできることがあることを理解していく中で、今後どのような取り組みをするかを考える4日間にもなりました。
VCやっている、というと「Web3かWeb2か」と普段聞かれないような質問を受けたのも刺激になりました。結果的に具体的な施策にたどりつくことができたので爆速で実行していきたいと思います。
来年のDevconがいつ、どこになるかわかりませんが、是非また参加したいと思います。次回もボランティア参加したいと思いますし、スピーカーとして参加できるようなプランを今後の活動の中に盛り込んでいきたいと思います。
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